目を覚ませ、オレ！

能登で大地震があった翌日、羽田空港に着陸する日本航空のエアバスと海上保安庁の飛行機がぶつかり炎上するという悲惨な事故が起きた。
幸い日航機の乗客は全員無事だったが、海上保安庁側は5人が死亡、1名が重体。悲惨な事故だ。
私はNHKの中継に釘付けだった…目の前でエアバスが燃えているのだから。
民放は正月のヴァラエティー番組を放送していたが…。

正月からわが国で50名以上が亡くなった天変地異と大きな事故が起きた。
どのように感じるかはそれぞれの自由だが、私は大きな「変化」へのきっかけと考えている。
わが国の様々な成功体験（いうなれば、多くの「神話」）をゼロベースで考えてリセットするタイミングにしたいと強く思っている。

ミサワホーム株式会社の創業者 三澤千代治氏にはこんなエピソードがある。

世の中の変化に合わせて経営者も変わらなければならない。それには一度死んで生まれ変わるのが一番と考えて、「高度成長成り上がり居士」という戒名をつけて、「私はこのほど死にました」という挨拶をしてまわった。

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組織の体質を変えようとしても、社長を後継者に譲った後も創業者が存在すると社長以下、全社員が社風を変えようとしない。ならば、一度死んだことにしようと三澤氏は「死んだ」と自ら語ったそうだ。
これに倣って、私も社会人人生の中で何度か死んでいる（苦笑）

私の言う「ゼロベース」とは、厳密に捨てることは難しいが、過去の成功体験を捨てることなのだが、それだけ難しいことなのも分かっている。多くの日本人は変化を嫌うから。

それでも、他人様を変えるのは大変難しいのなら、自らが変わって、それを伝播させるのはどうだろう。自分だけならまだ手間がかからない。そう考えるだけ相当「楽」になる。
取り敢えず私一人で「ゼロベース」で明日から取り組もうと思う。
これも報告していきます。