Amazonレビューを監視する日々

自分の本のAmazonレビューを監視することが日課になっている。
なんてダサい日課なんだろう、でも見ちゃうんです。なんならエロい物より見ちゃう。こうやってどんどん人の形をした化石になっていくのだろう。

「遺骨」はありがたいことに、あと2件で100レビューに到達するところまで来ている。評価の平均も4.7、食べログだったら飛んで駆けつけるレベルだ。
「頑張れ!あと少し!」という孫の徒競走を応援するおじいちゃんの気持ちで応援している。こうやってどんどん人の形をした樹木になっていくのだろう。

先日発売した「僕!!男塾(2)」に初っ端ついたレビューが悲しかった。主人公が目立ちすぎていてイラつくというものだ。デビューした頃からいろんな編集者さんたちから「主人公を立たせろ立たせろ」言われてきた自分としては、困惑するしかない感想。
もし男塾原作のキャラが立っている物が読みたいなら、どうか原作の「魁!男塾」を読んでください…。俺と近藤さんが宮下先生から許可をもらって作った本に、イライラをぶつけないでください(涙)。
…とは言え、お金を出して買ってもらえてるのだから本当は感謝もしているわけで、納得いかないものを作ったこちらが悪いのはわかってはいる。でもなんか悲しいから…なら見るなと言われるだろうけど、こればっかりはやっぱり見ちゃうから…孫の徒競走は駆けつけてでも見ちゃうから。
そんな中でも「面白かった!」と、☆を4〜5つけてくれた読者の方たち、本当にありがとうございます。ファミレスで一番高いプレートをご馳走したい気持ちです。

これまでも
・小説かと思って買ったら漫画だったので☆1つ
・第1話で主人公がクソだから☆1つ
…みたいな、パンチの効いた理不尽なレビューもあったりしたけど(主人公については成長するのを見守ってて…)、Amazonレビューを見るのはほとんど趣味なので、これからもレビューを書いてもらえるように頑張ろうと思う。


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