合否の通知と宇宙人

変な一日だった。

幼稚園の合否の通知が速達で届くと聞いていたので、朝の外仕事(ネーム)はせずに、妻と娘と自宅に待機、自分はペン入れだけを黙々と進めた。
待てど暮らせど通知は来ず、ひたすらバイクの音に敏感に反応して過ごす。通知を受け取らないと気晴らしに出かけることもできない。

結果、速達は届かなかった。本日速達発送だから、当日である今日にはさすがに届かなかったのだ。

我々は待つことと、軟禁されていることに疲れてしまって、17時をまわった頃に冷凍の餃子をホットプレートで焼きはじめ、バクバク食べて、そのままふて寝した。

深夜、宇宙人襲来の夢を見た。
実家近くの山に巨大で真っ赤な魔法陣?が浮かぶので、スマホで撮影するんだけど、その画像を(なぜかまだ生きてる)母親に見せようとしても画像が開かない。
そうこうしているうちに母が気を失って倒れたので、おーい×3と救急車を呼ぼうと大声で叫ぶ。
現実でも叫んでいたため、横で寝ている妻を起こしてしまった。恥ずかしくて、深夜の暗闇だったが顔を両手で覆って隠した。
夢の中では、だるまのようなシルバーの宇宙人が倒れた母とそれを支える俺に近づいてきていた。

明日は通知が届くだろうか、届いてくれないとそわそわして仕事が進まない。

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