社会の窓が無い

フェイスブックとか見てるとたまに表示されるアパレルの広告、いつもなんとなく流し見してたけど、好みの細身のズボン…じゃないや、パンツがあったので、初めて注文してみた。
服は絶対服屋さんで試着しないと不安で仕方ないタイプだけど、なかなか服屋さんだけに出かける胆力もないし、まぁ失敗してもいいか、死ぬわけじゃないし…と、人生を折り返したおっさんの力を絞り出しての注文だった。

…で、それが昨日届いたんだけど…。

ご覧の通り、社会の窓が無いのだ。マジで?

ネット広告には「社会の窓はついておりません」なんて一言も書いてなかった。
これではオシッコする時、たぶんお尻まで下げてしないといけない。たまにショッピングモールのトイレとかで見かける、小学生男子がやってるあの〝ズリ下げスタイル〟だ。…俺、40だぞ?

返品もできるようだったけど、俺はあえて履くことにした。
…それはなぜか?
普通に社会の窓があるズボ…じゃなかった、パンツを履いて出かけるよりも、こっちの方が何か面白いことが起きるような気がしたからだ。
そうやって変な方、変な方へと自分を追いやって残りの人生を生きていきたい。

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