ゼロ磁場へ

20日は長野の分杭峠(ゼロ磁場)まで健康漫画の担当さんと取材に行った。明日の夜はお仕事で帰ってこないよと娘に伝えると、何度か娘は泣いてしまった。嬉しさもあったが、心苦しさの方が2−8ぐらいで勝った。

長野の旅自体は担当のS木さんが超絶できる人なので、何のストレスもなく快適だった。さすが若くして新潮の巻頭グラビアの企画を任される男だけあって、知識量も体験談も豊富で、この人が漫画描いた方がいいのでは?と思ってヒタヒタとついて歩いてまわった。

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ゼロ磁場の効力は正直あると思った。そこに座っているとビリビリくるとかそういうのではないのだけど、妙に仕事のモチベーションが上がっていることに、下山し始めたぐらいのところで気がついた。
あんなにもしんどかった漫画のネームも、帰りのあずさの中でなんだかムズムズとやりたくなってノートを開いている自分に驚いた。S木さんも、なかなか浮かばないままでいる企画が、なんとかなるような気がしてきたと言っていた。
電車は揺れるから全然描けないのだけど、頭の中で大方イメージは固まった。

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あと、我々が一泊したゼロ磁場近くにある宿の中にピラミッドが設置された瞑想室があったが、そこでS木さんと茶けてたら大きなレコード会社から漫画の依頼がメールで届いた。
正確にはこの瞑想室から出て食堂で夕飯を食べてる時に来たのだけど、ピラミッドの中で受信したことにしようと思う。

それにしてもこのゼロ磁場モチベーション、なんならこの日記を書いている今(25日の昼)も残っている気がする。珍しくティラミスのネームも月曜の今日の時点でそこそこ描き出し始めている。
松屋とかすき家とかのノリで、近所にゼロ磁場ができたら嬉しいのだけど、そういうことではないのだろう。

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