無意識に出したSOS
主担任になって初めて実習生を指導する日が来ました。実習生さんが「指導案です!よろしくお願いします!」と指導案を渡しに来ました。そして、もらって一通り見たのですが、
…私はこれをどうすればいいの??
アドバイス…?添削…?
じゃあ、どう言う風に言えばいいの?
と頭の中がパニックになりました。
自分なりに考えてから副担任(超ベテラン)の先生に 指導の心得を聞きにいき、アドバイスをもらいました。
その日は、昼くらいからずっと緊張してて「先生が緊張してどうするの笑」って周りの先生から言われる始末。
夕方、その日実習生さんを見てた先生から
「実習生さん初めての実習でとても緊張してたみたいで、…」
という話を聞きました。
そこで、
「そうだよ…、実習生が1番緊張してるんだよ。私が緊張しててどうするのさ!!」って思ったんですけど、
でも、私にとっても初めての指導する立場な訳で、緊張すること、そこに変わりはないんですよ。
そして実習生さんと2人で指導案について話しました。
話してる最中と終わった後、
傷ついてないかな?
言い方悪くなかったかな?
とすごく考えちゃって難しいな🌀🌀🌀って思いました。
実習生さんとの話が終わった後、帰り際に副担任(超ベテラン)の先生のところに行って
「…あの、……1回だけ、ぎゅってしてもらってもいいですか?」
と一言。
「どうしたの?笑笑」
と副担任の先生や周りにいた先生に言われたけど、副担任の先生はギュッと抱きしめてくれました。
その先生のギュッはすごく強くて、長くて、
“大丈夫、大丈夫” ってずっと言ってくれているようでした。
多分それくらい、私が緊張した雰囲気と不安そうな顔をしてたんだと思う。
上手く言えたかな、傷つけてないかなって。
そこでまた、よしよしをいっぱいしてもらって、私のいいところ、みんなが最初はそうだったよっていうエピソードを聞いて
泣きました。
緊張・不安な思いが、その優しくて心強い言葉を聞いて
一気に溢れ出た涙なのだと思う。
それくらい自分はいっぱいいっぱいだった。
自分を落ち着かせるため
勇気をもらいたい
安心したい
って思いで言った一言だったけど
結果それが無意識のうちにSOSを出してたサインになってた。
きっと、不安と緊張で
怖くて怖くて仕方がなく帰って明日を迎えるより
そうやって先生のところへ行って
不器用ながらに、自分でも気づかないうちに
SOSを発信できた自分は偉かったと思う。
自分なりの表現。
大切だよ。
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