【TOEICリスニングで満点近くとっても留学で全く通用しなかった理由】
こんにちは!雅丸(@miyabimaru3)です!
現在、ニューヨークの大学に研究留学をしています。
私は留学を開始する約1年前にTOEICを受け、スコアは890(R400,L490)でした。(リーディングが低い...笑)
リスニングはほぼ満点だったので、留学先ではネイティブの言っていることの全ては分からないにしても、ある程度は理解できるだろうと思っていました。
しかし、実際にアメリカに来てみると、ネイティブの早い会話が全く分からないという状況に陥りました。
そこで、留学を考えている方に向けて、自分が留学前に戻ったらどんなリスニング対策をするか考えてみました。
ネイティブの英語が聞き取れない理由はいくつかあるなと思っていて、以下にまとめてみました。その対策についても一緒に書いていきます。
1.単語が分からない
日常会話程度ならそんなに難しい単語は出ないだろうと思い、留学前に勉強をサボっていた単語。。。
しかし、実際の会話では知らない単語が続出しました。TOEFLの勉強をしている人ならほとんどの方が知ってるであろう単語帳「TOEFLテスト英単語3800」のランク3以降の単語もよく会話に出てきます。
例えば、「startle」という単語は「驚かす」という意味で、「TOEFLテスト英単語3800」のランク3の単語なのですが、実際の会話で、
He got startled.
などのように使われました。
ちなみにこの記事を書いている時(留学2ヶ月目)に受けたWeblio語彙力診断テストでは推定語彙数が8001~9000程度だったので、留学には10000以上は必要かな、と感覚的に思ってます。
2.スラングやイディオムが分からない
単語は分かっているのに、相手の言いたいことが掴めない場合もよくあり、それがこのパターンです。
スラングを調べる際は、Urban Dictionaryというサイトが一番良いと思います。一般ユーザがスラングの意味を定義し、その定義が正しいかどうかをみんなで評価するサイトなので、信憑性があります。
イディオムの対策では、アメリカの英語教師の方がイディオムに関するサイトを教えてくれて、それが非常に役立ってます。ネイティブの友人に見せたところ、全てよく使う表現と言っていたので、丸々全て暗記する価値があると思います。サイトはこちらで↓。
3.音が省略されて聞き取れない
実は一番厄介なのがこのパターンです。
ネイティブの言っていることが分からなかったが、実は簡単な単語だけで喋っていた、なんてことは本当によく起こります。
これについては、音をそのままカタカナで覚えるのが手っ取り早いと思います。文字をカタカナ読みするのではなく、音をそのままカタカナに変換するのです。
例えば、テニスをしている時にこんな状況がありました。テニスボールが自分に当たりそうになって、隣にいたアメリカ人が自分に向かって、「ジュゲへ?」と聞いてきました。(笑)
これは「Did you get hit?」と聞いていたようなのですが、文字通りの音でもなく、学校で教わった音でもなかったので全くわかりませんでした。
他にも、レストランで友達が会話の中で、「ショウ be back.」と言いました。これは「She'll be back.」のことだと後から分かりました。
他にもスペルと音の乖離がよく起きるので、これは実際の音を聴きながら乖離を学ぶのが良いでしょう。実際に英語ネイティブと会話できる環境がない場合は、動画を見ながら勉強するのがオススメです。自分はNetflixで映画やドラマを見たり、海外のYouTuberを見たりして楽しく勉強しています。
他にも留学の準備をしている方に役立つ情報を少しでも提供できればと思います!!
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