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思ったことは図にしよう〜イメージを可視化する〜

「仕事をする前に仕事の構成を図にしろ」
プログラムのテストを行っている時に職場の先輩に言われた言葉です。

その時行なっていたプログラムは非常に複雑なものであり、テストの準備や手順も複雑でした。

何も考えずに進めてしまうと手順を誤ったり、間違ったまま進めてしまい意味のないテストを行ってしまうということになります。
特に初めてやる作業や慣れていない作業をやる場合などは事前に仕事をイメージしておくことでミスを大幅に減らすことができます。

仕事を図にすることによって得られる4つのメリット


仕事を図にすることで以下のメリットが得られます。
・自分はどの程度理解しているか確認できる
・自分の考えが正しいか客観的に見ることができる
・図にすることで新しい視点が見えている
・図にすることで他の人に説明しやすくなる

自分はどの程度理解しているか確認できる
自分の理解度を自分で確認することはなかなか難しいです。
理解しているつもりでやってもやってみたら全然理解できていなかったということは多くの方が経験していると思います。

図として描き出してみると手が止まる場合やうまく描けない部分が出てきます。
そこが現状で理解できていない部分です。

自分の考えが正しいか客観的に見ることができる
頭の中だけで考えていると自分の考えが正しいかどうか客観的に判断することが難しくなります。


一度紙に書き出して読み直すことで自分の考えが正しいかどうかを客観的に判断することが可能です。

図にすることで新しい視点が見えている
図にすることで自分の考えを違った角度から見ることができます。

違った角度から見ることによりこれまで理解できなかったことができるようになったり、新しいアイデアが生まれてきたりする可能性があります。

図にすることで他の人に説明しやすくなる
口頭や文字だけでは説明しにくい話であっても図を添えるだけで説明しやすくなります。


質問をする時なども手ぶらで行くよりもある程度自分の考えをまとめてある紙を見てもらいながら説明した方が的を射たを回答を得やすいです。

図を描く時の3つのポイント

・時間をかけすぎないようにする
・完璧を求めない
・他の人にイメージを見てもらう

時間をかけすぎないようにする
入念に準備することは大切ですが、直接成果に繋がる作業ではないので30分、1時間とかけるのは流石に問題です。


5分や10分などできるだけ短い時間でまとめられるようにしましょう。

完璧を求めない
考えをまとめるものなので完璧を求める必要はありません。
多少ぐちゃぐちゃになっても考えが整理できれば問題ありません。

他の人にイメージを見てもらう
図ができたら先輩・上司・同僚などに図をチェックしてもらいましょう。
自分のやっている考え方の方向性があっているかという確認ができますし、何か問題点があれば事前に刈り取ることができます。

まとめ:少しの手間をかければ後の大きな手間を削減できる

毎回図を書いてから作業を始めるのは手間ですし、時間の無駄と感じる方もいるかもしれません。
しかし、何も考えずに進めて失敗したりやり直しが起きたりした場合は大きな手間が発生します。

作業前にちょっと手間をかけるだけで大きな手間の削減となるのです。

自分の考えを図にすることで頭の中が整理できるだけでなく、今までと違った角度から自分の考えを見ることができます。
新しいことを始める時や複雑な作業を行う時は自分の頭の中にある考えを書き出してみましょう。

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