FF14日記1(槍30Lvクエスト、2.0ネタバレ注意)
FF14を始めました。
サーバーはmanaのIXION、rucern oronir(ルッツエルン・オロニル)の名前で走り回る駆け出しアウラゼラです。
序盤から聞いていたより話が面白いのと、友人の応援(2人乗りマシーンで遠すぎる場所は送って貰えたりヒーラーでコンテンツ手伝ってもらってマッチング早めてくれたり)もあり楽しく続けてます。
グランドギルドにも所属し、シルフ族との和平も無事に話し合いついに槍術士Lv30!
ここで気持ちの転機が訪れるとは思っても居ませんでした。
最初の推しが、死んだ
フールクさんが死にました、フールクさんが死んだんです
グリダニアで人の温かみに触れる中、流星のように現れたちょっと過激な人物フールクさん。
強引な部分はありますが、正しいか間違いかはさておき槍術士ギルドで常に語られる「勇気」に対する考え方が一貫している点は私を魅了しました。
その後も私を呼びつけ「多数の敵に囲まれても動じず乗り越えることで勇気を見せてみろ、私は高みの見物とさせていただきます」と言った内容の話をしつつも、いざ現地に行けば何か隣で後半まで一緒に戦いサポートしてくれる姿。
最後の最後には「あとは十分でしょう」と一押しの勇気を見せろとした姿。
認める部分は認め、修行の行方を見ていてくれた姿。
悪いことは沢山したけど、それでも嫌いじゃなかったし心が動かされたフールクさん。
でもフールクさんは死にました、死んだんです。
死の直前になって、どうして独りで違った道を歩むことになったか、その話をこんなタイミングで残して、私に伝えてくれて、そして死んだんです。
私に共に歩もうと手を伸ばしてくれたときにフールクさんの手を取れていれば、或いは少しでも話し合うことが出来たなら、フールクさんに出会って光なんか見せなければ彼は生きていたかも知れません。
でもフールクさんは死にました、もうその事実は取り消せません。
すべてを終えてギルドに戻ります。ギルドマスターへの報告も済ませ街を歩きます。
どこを歩いてもフールクさんの話をする人は居ません。当然の事がとても悲しかったです。
フールクさんがああなってしまった叫びを聞いて、私は追悼式典のスピーチを思い出します。
何も目に見えやすかったウルダハに限ったことではなく、どこの国も内部に貧富の格差や種族間の確執、差別があるんです。
それが分かっていても、もっと多くの人命に関わる蛮神問題や帝国問題を抱えていて、どこの国もいっぱいいっぱいなんです。
震災から復興を進めて、誰もが目の前の問題を解決することで精一杯なんです。
私一人の力ではすべての問題をすぐに解決するなんてことは到底できません。
貧富の差や種族の差何て言うものは、たとえ私が皆に認められる冒険者になれているとしても個人で解決できる問題ですらありません。
それでもこの先、 蛮神問題や帝国との争いを静めることが出来れば、国家がもっと身近な問題にも手を伸ばせる状況を作れたなら、人々が不安無く生活できる基盤を整えたなら、フールクさんのような人を少しでも救うことが出来るんでしょうか。
私はきっとそうであると信じてこれからも冒険者として世界を歩き回ります。
それでもフールクさんはもう戻りません。
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