痒い所に手が届く物って

息子と共に、初めての公園に行ってみた。

先日もチャレンジしたのだが駐車台数が5台と少なく土曜日だったためにやむなく断念、遊具も充実しており広々とした芝生が魅力的な公園を、息子の目の前で断念せざるを得ない状況に追い込みギャン泣きさせた母にとってリベンジのチャンス。平日午前の程よい時間だったので無事に駐車でき、1時間半ほど遊ぶことができた。

息子は人見知りという言葉を知らない。

豪快に人との間を詰め、友達のおもちゃであろうが遠慮せずどんどん借りにいく。しかし「貸して」の一言がまだ成長途中で言えないため、母がフォローして回ることになる。

お友達のお母さんにはいつも誠に申し訳ないが、皆さんいいですよ、一緒に遊びましょうと優しくしてくださることに感謝である。

今日は砂場で遊んでいためちゃんこ可愛い同い年の女の子が持っていたお砂場グッズ(プラスチックでできたアイスクリームのコーンがあったのでおそらくそれが息子は気に入った)を勝手に借りて最後まで遊んでいた。

女の子は今絶賛人見知り中のようで、何だこの男はと訝しく思ったに違いない。最近万事がこの調子なので、女の子に嫌われることしかしてないよと注意をするがどこ吹く風の息子。

最後に手を洗って帰るのであるが、その水道が問題の痒い所である。水道は普通の回すタイプの蛇口、下の部分は水が下に落ちるグレーチング。2歳の息子には絶対に蛇口の真下に手だけではなく足を出したくなる環境なのだ。

どうにかして靴の部分が濡れないような仕組みの水道をどこの公園にも設置してほしいものであるという母の願いだ。ついでに水道の下に頭を突っ込みすぎたために頭から濡れた息子である。



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