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ひとの気持ちが聴こえたら

著者ジョン・エルダー・ロビソンはアスペルガー症候群。
先進治療を受け、ひとの言葉の裏表に気づくという体験が綴られている。

松川るい

フランス研修が問題になっている。
なぜなら、自民党を支持している層を理解していない。

岩盤支持層と言われる人たちがなぜ自民党を支持しているのか。
フランスなどの欧米の実情を知っている層だ。
欧米の少子化対策が日本には馴染まないこと。
移民問題が大変なこと。
フランスの暴動に大変関心をもっている。
政治に関心がある人間にとっては的外れだ。
今回、彼女が発信したことは岩盤支持層と言われることは知っているはずだ。

自民党しか票を入れる党がないと思って支持している人もいる。
この人たちは自民党が「好き」なわけではない。
国会議員から地方議員まで
海外研修という名の慰安旅行じゃないのか、
と一般の感覚から感じる報道がたくさんあった。
「またか。」
そう思った人は多かったはずだ。

センスのない木原誠二

今、ネットで話題の木原官房副長官。
彼はなぜ、こんなことになっているのか。

週間文春の報道で私が一番驚いたこと。
小学生の娘さんがいることだ。

6月にLGBT法案が成立された。
木原氏は岸田首相の懐刀といわれている。
LGBT法案成立に向けて、アメリカのエマニュエル大使と
密に連絡を問い合っていたという。
エマニュエル大使は来年の選挙に向け
「日本のLGBT法案成立に大きな影響を与えた」
という実績づくりをしたかったといわれている。

週刊文春を読んでいると、一見いい人間に思える。
がんになった愛人を見捨てないとか、
殺人容疑のかかった妻を守るとか。
そんな人が娘さんのこと、考えなかったのか?

日本のトイレが男女別になった経緯。
戦後、小学生女子がトイレで性被害に遭ってしまった。
加害者は男性だ。
トイレを男女共用することで起きることは予想でいるはずだ。

エマニュエル大使が将来大きな役職につくことになるかもしれない。
木原氏はそのメリットを受け取ろうとしたのだろう。

ひとのきもちがわからない政治家たち

「上から俯瞰してものをみよう」という。
多くの政治家は言葉通りに受け取っているようだ。
「上から見下す」ことになっていることに気づいていない。

安倍晋三という政治家は違った。
安倍晋三と他の政治家の違い。
多くの政治家は自分の出世や内申点を気にしている。
自分のためになることをする。
安倍晋三は「日本が良くなるためにどうするか」という視点だった。
日本のためにすることをする。


「子供たちのために」

学校行事の手伝いをすることがある。
私たちの子供の頃は先生ができていたこと。
コンプライアンスのためか、時代なのか
先生ができないことが増えているようだ。
そのため保護者が自主的に行なったことにして協力することがあった。
もちろん、子供たちのためだ。

先生方によって態度が違う。
協力に感謝してくれる先生。
協力して当たり前の先生。
もちろん、どちらも感謝の言葉は口にするのだ。

「子供のために」動いてくれる先生と、
「やってくれないとできない」と思っている先生では
人に与える印象や結果が異なる。

ひとの気持ちが聴こえたら

発達障害と区分される人は脳の使い方が違う。
人のことを馬鹿にしている人は色眼鏡で物事を判断している。
原因は違うが、結果が同じと受け取られることになってしまう。


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