見出し画像

与那国島海底遺跡は、縄文~弥生時代の建造物か?!

「与那国島の海底遺跡は1992年より、琉球大学理学部・木村政昭教授(写真)を中心にして綿密な調査が行われました。
木村教授は当初、海域がまだ陸であったと推測される1万~1万3千年前の遺跡と考えましたが、現在では2,000~3,000年前に造られた遺跡であるとの見解を示しています。
2,000~3,000年前の日本は、縄文時代から弥生時代に移行する端境期に当たります。
この説だと、世界最古の巨石遺跡ということにはなりませんが、遺跡の規模の大きさを考えると、やはり古代史の見直しが迫られることになります。考古学の常識では、縄文~弥生時代の人々が、このような巨石遺跡を造る技術を持っていたとは考えられないからです。
もちろん、自然造形説を唱えている学者も多いので、遺跡であるとは限りません。あるいは、もともとあった自然の造形物に、人間が手を加えて造ったという見解もあります。
遺跡かどうかは科学的に調査すれば、すぐに判明すると思うかもしれません。しかし、有機物を含まない石などは年代測定が難しいという事情があります。」
画像(神殿のメインテラス)と引用:『与那国島の海底遺跡は、本当に古代遺跡か? 陸上に人面岩も存在した!』2017.10.24 updated
https://machiukezoo.biz/archives/9342

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?