見出し画像

靴探し_2 試着100本ノック②(8~21足目)

こんにちは。みわです。
試着記録その2です。


現在欲しい靴&条件(更新なし)

①足に合っている
②靴下で履いておかしくない
③会社に履いていける
④耐久性のある素材

ローファーorレースアップorブーツ、それに準ずる形のものメインになる予定。

試着内容

8:MIU MIU/ブラッシュドレザー ローファー

プラダの妹ブランド。同じく細身と聞いていたので期待。
シルバーとゴールドなら圧倒的なゴールド派かつ、ホースビットに全く興味がわかないので、このペニーローファーはかなり気になっていました。
ヒールもなく、学生が履くようなオーソドックスな形がかわいい!そしてやはり細身のつくりでいい感じ!
しかし…靴の淵の部分に内くるぶしが、靴の中では小指の付け根の骨が当たります。靴の中で当たるパターンは革が馴染んで多少ましになることを期待できるものの、履き慣らしによって靴の浅さが変化することはないので、基本くるぶしがこういう当たり方する靴はあきらめるしかないんだよな…。私には少し浅いようでした。
上品な形が醸し出す雰囲気が本当にかわいい。

9:MIU MIU/パテントレザー ローファー

8のパテントレザーver。前回の反省を活かし、素材違いはとにかく試着。
この形にはツートンカラーなどもあったので、今思えばそれも試しておけばよかった…でもデザインとしてはそんなに惹かれないんだよな。しかし履かなければわからないこともあるし…うむ…。
このデザインだと、いい意味でエナメルの柔らかさを感じませんでした。おおむね8と同じ履き心地。当たり方も同様。

10:MIU MIU/レザー ローファー

これはチャンキーヒールになっていて、プラットフォームにも少し高さがあるもの。前2つと同じサイズを持ってきてもらったものの、踵が脱げる!半サイズ下げてもいいな…と店員さんと確認しました。ヒールだと前滑りが起きるのはアンドステディで散々やったところです。アンドステディ、私にとっての進研ゼミ状態。

11:MIU MIU/パテントレザー ローファー(ヒールタイプ)

こちらもヒールタイプ。高さは10と同じだけれど、プラットフォームの高さがなく、高低差が大きい。少し細身で、10より四角いデザイン。
こちらの方が10より足に合う!店員さんもこちらの木型の方がより合っていそうとのこと。プラダの試着の時と同じで、ローファーはごついものよりスマートなものが合うのか、甲部分のくびれが激しい丸い印象のものより四角に近いデザインの方が足に合うようです。ボリュームがあってまるっこいやつに惹かれるんだけどな…。
これも少し踵が脱げるので、検討するなら半サイズ下げた方がいいとのアドバイスをもらいました。ただ、この時に半サイズ下げたものも試させてもらわなかったのを後に後悔します(学習して)。
でもこの段階で既に結構な数を出してもらっていたので…。しかたない…。

12:GUCCI/レザー ラグソール 〔ホースビット〕ローファー

ネットで目星をつけ、はじめてのグッチ。店ではなく靴売り場のコーナーで試着。
踵の蜂の刺繍がかわいくて目をつけていたのですが、やはりかわいい!靴の内側に花のプリントがあるのもかわいいい。とにかくかわいい!!しかしやはりホースビットデザインはしっくりこず。こちらは幾分正統派ビットなので、そこはよかったです。
今まで履いてきたものに比べるとかなりごつい印象&実際の履き心地もごつい。硬い革なのもあり、少し踵にスペースができている気がして半サイズ下げた方が良いかを店員のお兄さんに確認したところ、硬い革なのでこれ以上下げると靴擦れしやすくなりそうだとの判断。ふむ…でもワイズはもう少し狭い方が良い気がするんだけどなあ…。
とにかく革がごついので、かなりの履きならしが必要そう。

13:GUCCI/レザー ラグソール 〔ホースビット〕ローファー(2回目)

やっぱり半サイズ下げたらもう少しましなのでは?の懸念が拭えず、靴売り場ではなくグッチの店舗の方へ(最悪の客)。
半サイズ下げたものを出してもらいました、が…!入らない!!!
横幅は確かに問題ないのですが、今度は普通にサイズが合わなくなってしまいました。販売員さんのこと、ちゃんと信じればよかった…(とも一概には言えないことが後で分かるのですが)。

14:GUCCI/ウィメンズ ラグソール ローファー

せっかくなのでグッチでもう一つ。金具がシルバーなのですが、ゴールドだとアイボリーになってしまう。革が黒いものを比べてみたかったので、アイボリーではなくこちらを試着。
デザイン、革ともにさっきのものよりごつい!メタリックな感じがかっこいい。あと革が硬い!

15:MIU MIU/パテントレザー ローファー(ヒールタイプ)(サイズ違い)

グッチでのサイズ目利き失敗を反省し、11のヒールローファーは本当に半サイズ下げたらぴったりになるのかを確認するため、もう一度MIUMIUへ。
結論、ぴったりになりませんでした。
確かに足長的には半サイズ下のこっちが良いし、痛い感じもない。でも踵が脱げる…!私にはホールド力が足りないか、もしくは靴が浅いようです。靴下を変えればあるいは、かもしれませんが、あんまりそこに気を使いたくないし、それで改善する保証もないし。
サイズを合わせても木型自体が合わなかったというオチでした。
やっぱ履かなきゃなんにもわからん…サイズ違いは別靴だと思いましょう。

16:MIU MIU/レザー ローファー(白、ヴィンテージ加工)

タダでは起き上がれない…せっかくなので10の色違いも履かせてもらう。ソールまで白なのですが、革部分はペンキで塗ったような加工がしてあり、独特な感じ。通常のレザーより少し柔らかい?スエードっぽい素材です。
これが意外と足に馴染む!10より履き心地が良い気がしました。
雰囲気も面白く、色むらがあるせいなのかかなりカジュアルに見える気がしました。ソールの樹脂感が際立つせいか、スニーカーっぽい仕上がりになるような…面白い雰囲気の靴でした。

ここで気づいたこと。MIUMIUのローファーは、サドル(甲にある革の飾り、コインが挟んであるところ)の裏側の一部がゴムになっている!履き心地をよくする仕組みなんだと思うのですが、ちょっと気になるなあ…できるだけきつく強く押さえつけてほしいので(甲を)。

他のブランドがどうなっているか気にしたことがなかったので、もしかしたら一般的なつくりなのかもしれない。少なくともプラダはサイト画像を見る限り同じつくりに見える。履く際に確認を忘れないようにしたいです。

17:COLL HANE/ラックス ピンチ ペニー ローファー womens

靴売り場を物色していると、非常にシンプルかつ美しいラインのコインローファーを発見。学生さんが履くものより厚みがなく、スリムなライン。コールハーンは比較的幅狭と聞いていたのもあり、試着させてもらうことに。(店員さんに幅のことを聞いてみたものの、そうでもないらしい。ほう…?)
いいですね、エレガント!履き心地は同型の18に記載。18よりは革が柔らかい。

18:COLL HANE/ラックス ピンチ ペニー スリッポン ローファー womens

形は17と同じに見えますが、革がこちらの方が硬く、あと深い赤色というか、色むらのある飴色っぽいツヤツヤのレザーなんですよね(エナメルではない)。ディープバーガンディボックスっていう色名らしい。
とにかく色が上品すぎる!好き!色味と形のエレガントさは今まで履いたものでもかなり上位。
少し革が硬いのは許容範囲なんですが、踵がすっぽ抜けてしまうのと、8のMIUMIUと同じく内のくるぶしがガンガン当たってしまう。17も同様でした。残念…。
自分が好きなローファーの形がだんだん分かってきました。厚みや横幅があまり先細りしていかない&アーモンドトゥっぽくなっているのが好きなんだなあ。

19:LucaGrossi/レースアップシューズ 3704M-RA

レースアップシューズ、10万円越えの靴には滅多に出てこないくせに2~5万あたりになると途端にめちゃくちゃ登場してくる。とりあえず1足試着。非常にオーソドックスな内羽根のレースアップ。外羽根の方がカジュアルかつシンプルすぎないので好きかもな(革自体に穴とかの装飾があるタイプはあまり好きではない)。ただ幅狭にオススメなのは内羽根らしい。
レースアップなだけありフィット感はばっちり。今までごつめの靴を履き続けてきたので革の薄さと底の薄さが少し頼りない気がする。あとソールがあまり地面となじまないような感じを受けた…。

20:Maison Margiela/「タビ」 メリージェーン

タビブーツはずっといいなと思っていて試着したこともあったのですが、眺めているとハイヒールもなかなかかわいいのでは?と感じて試着。
今までのものに比べると圧倒的に革が柔らかい!頼りない!あとメリージェーンでヒールだとストラップの耐久性が心配。
詳細は忘れてしまったものの、あまり良い試着体験にならなかった。店員さんとの相性が悪かったのか、あるいはマルジェラの魂と私の魂が合わないんだろうか。

21:TOGA/METAL LOAFER(WOMEN)

自分のサイズがなく、片足しか試着ができなかったので履き心地は分からないものの、革のしっかり感やメタルパーツなどはかなり好き。踵のメタルパーツが本当にかわいい~!サイズのある時リベンジしたい。

分かったこと

前回までで分かったこと
・形が違うものは全部履け
・靴擦れしない靴で行け
・同型の素材違いはもはや別靴、全素材試せ

今回分かったこと
・サイズ違いは別靴、合うサイズは履かなければ分からない
・店員さんの意見は素直に聞く&自分の疑問もちゃんと試す
・5足以上履くと諸々忘れる

試着に「多分」はないので、サイズも素材も気になったものは全部試す貪欲さが必要なんだなと、GUCCIローファーとMIUMIUローファーで実感しました。でもMIUMIUで前回の反省踏まえて素材違いを試したのも、GUCCIでもサイズ違いを試したのは偉かった。

あと、今回の試着はひといきで行ってしまったので、履き心地の詳細など忘れてしまった部分も多く…最低限足に合ったかどうかだけはすぐに控えておくか、1日の試着数をもう少し減らすか。でも後者はもったいない感じがするし、メモを頑張るか、あるいは試着したその日に記録を仕上げるか…。noteでの記録をやめて個人的なメモに徹すれば1日で書けなくもないと思うんですが、果たして人目のない状態で記録が続くかと言われると…。

現時点での感想

履きたいのが本当にローファーなのかよく考えた方が良い気がしてきました。このまま数を重ねて、本当にビビっとくる靴に出会えるか、というところが分からない…。
職場に履いていけるとか云々を考えず、コンセプトのみを考えた場合にはローファー以外もありえるのではないか?たとえばプラダのローファー、職場に履いていくのは憚られるが、コンセプトに合致してないことはないのでは?

履き心地の暫定1位はまだプラダのローファーです(多分…)。

とはいえ足に合わないことにはときめいても仕方ないのも事実。
ハイブランドで気になるものは大方履かせてもらった感じなので、これからはサイトを巡回しつつ価格帯を落としていこうかな。それでも十分すぎるほど高いですが…。

頑張ります。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?