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回復期病院をどこにするか問題。

回復期病棟で入院してたときの写真です。
毎日被り物をしてたわけじゃありませんよ(笑)
クリスマス会があったので、被ってしまいました。
まあ、被り物大好き❤️です。


さてさて、
コイル塞栓術中でくも膜下出血→脳出血による左半身麻痺になった旦那さんですが、一般病棟に約1ヶ月ちょいお世話になりました。
覚醒もムラがあり、リハビリもイヤイヤ期連発。
リハビリさんが触れば『痛い』と、訴える。
しかも、真顔。
こえーよ。
と、思うぐらい真顔。

なにをやっても
『嫌だ。痛い』を繰り返す旦那に
『根性ねーな。やる気出せよ』と、ヤンキーの様に言う私。

なんだ?
これ?
私が崩壊してきてる。イカンイカン。

てなわけで、離床もままならず、歩行なんて全介助。
トイレなんて行けるはずもなく。
歯磨きは、口に含んだ水を吐き出すことも分からず、吐き出すのを模倣してもらう事からはじまった。

毎日いろんな感情が沸き起こるなかで、本当に沢山の決断をしなくてはいけなくて毎日ヘトヘト。

で、最初にやってくるのが
『回復期病院をどこにするか問題』

普通なら回復期?なにそれ?なにする所?
なんて戸惑うかもしれませんね。

でも。
私は、回復期病棟で働いていたので、いつまでに回復期に移らないとダメだなー。なんて、考えながら動いてました。
でも、悩むの。
知ってても悩むの。
めっちゃ、いろんな人に聞きまくり。

県外も考えた。
血迷って国内を通り越し国外まで考えた(笑)
私、どこに向かっていたのだろうか(笑)

いろんな人に聞きまくり、相談した結果私が働く回復期病院に転院する事になりました。

私は、周りにいっぱい助けられたと思う。
現状を話したら直ぐに理解してくれる人が周りに沢山いた。
それは、私がたまたま回復期病棟で働いてたから得られた情報だと思う。

でも、そんな方はほんの数人でほとんどの方は目まぐるしく変わる日常で疲弊しながら決断を迫られる。
悩んでも良く分からないから病院が勧める通りに決めちゃう。
病院って、みんな忙しいし声かけずらいですよね。

わかる。
わかる。

旦那が入院して更に分かるようになった。
だから、少しの時間でもベッドサイドに座って話を聞こうと心がけてる。
リハビリも覗きに行く。

旦那の事は凄くショックなんだけど、患者さんと家族さんへの関わり方は、変わったと思うな~。
退院支援への興味が強くなったのもその頃からだと思う。

前向きにね。
何事も。

当事者さん。
ご家族さん。
遠慮せずになんでも職員に聞いてくださいね。
か、SNSを活用するのもいいと思います。

私も微力ながら何かのお手伝いが出来るかもしれません。

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