キングコング 『ぼくらの転職』

あっという間に1時間。
見ごたえあり。
凄く 凄く 共感‼️

私も転職組。
しかも、パンを作る側から看護師へ。
なんちゅう転職(笑)

短大を卒業後、靴が好きだったこともあり靴屋さんでバイト。
何か自分でお店持ちたいなーと、考えてカフェ勤め。調理師免許も取って、パンを作り始めた。
30歳を過ぎて、自分で店を持つ才能ないなと考えてたし、結婚してないしこれから先1人で生きていくのかなー?とか、両親の面倒もみないと行けないなー?とか、考えてた。
なにか、やりたいことないかな?
しかも、ながーく続けられるもの
って、考えてたら
そういえば、私、小さい頃の夢って看護師じゃなかった?と、思い出した。

よし。
看護師になろう
って、挑戦し始めた。

なんと、34 歳にして看護学校受験のため予備校に通い始めた。
社会人クラスに入ってたけど、そりゃあ一番年上。
何十年振りに、数学、英語、国語の勉強。
しかも、働きながらしてたから毎日ふらふら。
現役高校生達と戦って。
しんどかったけど、なんか毎日楽しかったなー。
まあ、結果として准看護師の学校にしか受からなかったけど、ゆくゆく正看とればいいかーと、考えて35歳の年に入学。
で、晴れて37歳で准看護師になりました。
それから、バタバタ働き、結婚もして頑張るぞーと、思ってたら。
旦那さんが、くも膜下出血になりハンディキャップのある体になった。

ながーい、入院生活。
医療者側の気持ち、患者家族の気持ち。
どっちも分かるようになって、私に何が出来る?やることがあるはず?って、考えるようになりました。

お見舞いに来た患者家族さんには、現在の状況を必ず報告しようとか、話しかけるようにしようとか心がけるようになった。

入院してたら不安だもんね。
不安解消にはならないと思うけど、少しの安心を与えられるようにしたいなーと、思いながらね。

今は、ハンディキャップを持った旦那さんとまた、一緒に暮らすことが目標。
で、旦那さんの社会参加をどうしていこうかな?って、考えてる。
障がい者の社会参加へのお手伝いができたらいいなーと。

看護学校生の時に自己紹介で『10年後に何かしらのコミュニティを作りたい』って、言ってたことを最近思い出した。

中途障がい者当事者とその家族のコミュニティを作ることも目標かな。
再就職とかのお手伝いとか。
私の経験が何か役に立てばいいなーと、おもってる。

キングコングのお二人は、転職?芸人さんとはまた違う職業に挑戦してステキな人生を送ってる。
自分のためだけじゃなく、周りの方のことも考えてる。

変わることって、怖いかもしれないけど経験にもなると思う。
今年、45歳。
今は看護師だけど、何年後には違う職業を名乗ってるかもしれない。
旦那と二人三脚で何か始めてるかもしれないなー。
人生、どこで何が起こるかわからない。
でも、その時に考えたこととか絶対糧になる。

一生の仕事に今出逢えてなくっても、情報や自分自身にアンテナはってればいつかちゃんと出逢えると思ってる。

苦しんでも、自分自身に向き合ったキングコングさんの様にね。

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