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2.4倍CS優勝 【赤黒バイク】解説

初めましての方は初めまして。そうでない方は再度記事の閲覧ありがとうございます。

今回はGP2023アドバンスで複数人でシェアした【赤黒バイク】の解説をします。
GPでは勝てませんでしたがGPのサイドイベントCS1.2フィニッシュや、その他2.4倍CS優勝などの実績を残しており、CS環境においては強いデッキだということが分かります。
デッキの基本的な動きや採用カード解説までは無料公開とさせていただいていますのでご閲覧ください。

戦績
flat(@flating2nd)GP2023 アドバンス7-2
ヒキラ(@Hikira_1017)GP2023 アドバンス7-2
桜田ファミリア(@Toridesukokek)GPサイドCS優勝
ねり(@nryou_n) GPサイドCS準優勝
ぺぺろんにっち(@pepelon_gm)超ガチCS2.4倍優勝

①環境予想


事前予想の段階で
Tier1
【青黒サガループ】【4c万軍投】【アナカラーメタジャオウガ】【モルトNEXT】
Tier2
【赤青アポロヌス】【赤黒バイク】【青魔導具】【緑単オービーメイカー】
Tier3

【赤黒ドルマゲドン】【ガイアッシュ覇道】【赤単我我我】【4c邪王門】【5cモルト】

となっており、Tier1の【青黒サガループ】、【4c万軍投】に対し《U・S・A・BRELLA》や《コッコ・武・ルピア》がとても有効で、それらを上手く使えるデッキの通りがいいと考えたため使用するに至りました。

②デッキリスト


③主な動き方


《U・S・A・BRELLA》や《コッコ・武・ルピア》などのメタクリーチャーや、《影速 ザ・トリッパー》などで序盤にテンポを取り、《禁断の轟速 ブラックゾーン》や《覇帝なき侵略 レッドゾーンF》などのカードで盾を詰めるのが主な戦い方です。

またメタクリーチャーが絡まなくとも、「コマンド」持ちのスピード・アタッカー(以下下バイク)と《覇帝なき侵略 レッドゾーンF》《禁断の轟速 ブラックゾーン》《龍装者 バルチュリス》の4枚があれば
下バイク攻撃時《覇帝なき侵略 レッドゾーンF》に侵略しW・ブレイクし剥がしてアンタップ
下バイク攻撃時《禁断の轟速 ブラックゾーン》に侵略し、《龍装者 バルチュリス》を宣言。
これでジャスキルが組めます。

④採用カード解説

《U・S・A・BRELLA》

【4c万軍投】【青黒サガループ】に対して有効で、《絶望神サガ》や《迷いは無い。俺の成すことは決まった》などの蘇生効果、「GR召喚」などを牽制できるため、アドバンス環境における刺さりが良く、《零誕祭》や《イデア・パラドックス》で破壊されないなど選ばれない効果も通りがいいため4枚の採用です、

《コッコ・武・ルピア》

《U・S・A・BRELLA》だけでは【青黒サガループ】に対してそこまで高い勝率が出せず、墓地リセットを複数回使える《コッコ・武・ルピア》の採用に至りました。
また、コマンド持ちクリーチャーをバトルゾーンに出した時に墓地に行った封印を山札に返すことで《とこしえ超人》を破壊し、その後も破壊されて墓地に行った《とこしえの超人》を山札に返すことで次に出てきた《とこしえの超人》を再度処理することができます。
カードパワーがそれほど高い訳ではなく4枚採用するとデッキの出力が落ちるため3枚採用に抑えています。

《影速 ザ・トリッパー》

軽量下バイク兼メタクリーチャー。
先攻3t目に出せた時のリターンが大きく、3t目にシールドを1枚割っておくことで4t目に「1点+《禁断の轟速 ブラックゾーン》の3点+《龍装者 バルチュリス》」などキルパターンが増えることもあり、4枚の採用となっております。

《轟速 ザ・レッド/超次元 キル・ホール》

下面の《超次元キル・ホール》は3コスト下バイクとして扱い、墓地に行くことで後述する《ドキンダムの禁炎霊》で蘇生できるためかなり使い勝手のいいカードです。
また、《とこしえの超人》などで下面を牽制されたり《流星のガイアッシュ・カイザー》が相手のデッキに入っていて踏み倒しをしたくない場合も上面で出すことでケアできたりするのでかなりプレイの選択肢が増えるカードであるため4枚の採用です。

《絶速 ザ・ヒート》

「封印」と能力で合計4枚見ることができるため、ワンショットプランに足りないカードを探しに行ったり、後続を回収したりできるため短期戦長期戦ともに重宝するカードです。
墓地が肥えるため後述する《ドキンダムの禁炎霊》との噛み合いもいいため文句無しの4枚採用です。

《ドキンダムの禁炎霊》

「コマンド」持ちのため封印を剥がすことができ、序盤に殴り合いになった時シールドトリガーとしてこのカードを使用し禁断解放によるカウンタープランを狙う事ができます。
また墓地に下バイクがある時にプレイすると手札から下バイクを出すよりも禁断の封印を1枚多く剥がすことができるため、《禁断の轟速 ブラックゾーン》や《S級不死 デッドゾーン》を探しに行けたり、禁断解放による打点増加など、プレイの選択肢が増えるカードです。

《龍装者 バルチュリス》

前述したワンショットプランや、小型バイクのみのアグロプランの双方で使用するため4枚の採用です。

《一王二命三目槍》

【モルトNEXT】や【赤青アポロ】などは【赤黒バイク】対面に早期に決着をつけようとすると、ジャスキル打点でつっこんで来ることが多いので、わりと受けやすくなっています。
また《ドキンダムの禁炎霊》をシールドトリガーで踏んで《絶速 ザ・ヒート》を出し、このカードを拾いに行くプレイも覚えておいた方がいいです。

《覇帝なき侵略 レッドゾーンF》
《禁断の轟速 ブラックゾーン》

「侵略」持ちで打点の増加用カード。
見えるか見えないかで打点の作り方が大きく変わってくるため4枚の採用です。

《S級不死 デッドゾーン》
《熱き侵略 レッドゾーンZ》

《S級不死 デッドゾーン》は「封印」を剥がすことなく侵略で下バイクをTブレイカーにできるため、《切札勝太&カツキング 〜熱血の物語〜》などで《伝説の禁断 ドキンダムX》が除去される対面などに対して多用します。
「封印」を剥がさなくていいメリットと「封印」を剥がせないデメリットが一長一短であり、複数枚採用すると邪魔になることがあるので《禁断の轟速 ブラックゾーン》の5枚目(《熱き侵略 レッドゾーンZ》と合わせて6枚)としての1枚採用となっております。

《熱き侵略 レッドゾーンZ》はシールド焼却により実質Tブレイカーとしての運用ができ、シールドトリガーの裏目を少なくできるカードなので採用です。
ここの枠は《S級不死 デッドゾーン》の2枚目と要相談です。

《STARSCREAM -ALT MODE-》

《超次元 キルホール》から出す下バイクです。
3枚目以降は使わない試合がほとんどであるため2枚の採用に押えています。

《その先の未来へ、カミヤ・ミキ・ユア・ナルハ》

面の取り合いに強く出ることができ、【メタジャオウガ】などの《CRYMAX ジャオウガ》+小型クリーチャー1体などのジャスキルプランを牽制できるため採用しています。
こちらも3枚目以降は腐りがちなため2枚の採用で抑えています。

《エイリアン・ファーザー<1曲いかが?>》

《STAR SCREAM》がエイリアンを持っているので「スレイヤー」を付与して面の取り合いに強く出れます。
GPなどの長期戦はなにに当たるか分からなく、《ドンジャングルS7》や《タマタンゴ・パンツァー》などのカジュアルデッキに入りがちなカードに対して強く出れるため採用に至りました。

《時空の英雄アンタッチャブル》

選ばれないアタッカーで、3t目に《超次元キル・ホール》から出すと4t目のワンショットプランで《龍装者 バルチュリス》の代わりになってくれるため採用に至りました。

《道玄坂マングース、ココ・ユユ・ドクソン》

ブロッカーを多用する【天門】などの環境外デッキに対しても強く出られるようになるため採用に至りました。

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