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LAP 経済単元 復習 津屋崎!


講義から得たもの


 なんといっても自分が今まで考えていた 「経済」 とは全く違う ”経済” だったなという印象がある。 やっぱり「経済」という言葉からは   「お金」とか「ビジネス」だとか、どこか学生の自分とはかけ離れていて難しそうなイメージを抱いてしまう。

でも、LAPでの ”経済” は全然違った!

 津屋崎というローカルな場所で、地元の人たちとの連携で、お金お金したような活動ではなくて、情熱があって楽しさがあったように感じた。

 今までの自分はお金だけを基準に経済的な価値を考えていた(実際、多くの人もそうだろうし、そう教えられるだろう)。

「でもやっぱり、人間金だけで動くモンじゃないよな、、」

お金以外の大事な要素があることを学んだ。
例えば今回僕らがお世話になった玉乃井は、世間一般の経済価値的には建物そのものの価値は一切なく、むしろそれを取り壊して新しい建物を建てるためにその取り壊し費用分マイナスの価値になってしまうのだという。そうなれば、お世辞にも賑わっているとはいえない津屋崎の土地の価値も都市部と比べて低く、売っても利益なんか出ないだろう。


「でもそう言う事じゃない‼」

 こえを大にしていいたい。

あの建物はそんな経済的指標なんかじゃ図り切れない良さがある。
取り壊すなんてめっそうもない。。。
経済に関わらずこういうところで、自分がなにを大事にするか、なにを芯にして生きていくかをはっきりさせ、世論に流されず自分の選択をしたいと思った。


 「地方創生」 を再再再考する。


Aチームは「地方創生」をテーマにして、真の地方創生とは何たるかを考え合宿に臨み、そこで二度も再考して、

「住民主体で各機関と協働しながら思い描く地域の在り方を横断的な視点で実現する」

という答えに行きついた。

これは結局、地方の財政が潤って人口が増えればハッピーというわけでもなく、(現実的にも難しいところもあるから、)その地域ごとの正解(とみんなで考えた結果思われる道筋)をみんな協働して歩んでいこうではないか!という内容である。


 時間をあけてもう一度このテーマについて思うのは、一般的に考えられるような地方が裕福なイメージの「地方創生」では、仮に達成できても規模が頗る小さいだろうということだ。
例えば、福岡市は他の地域と比べて珍しく人口増加しているが、それはあくまでもほかの地域から奪っているだけ。
その他の地域が損害をうけているかもしれない。
おまけにその争いは日本国内での話であるから規模も日本国内どまりでたかが知れている。どんぐりの背比べともいうべきか。。
ともなると、これを解決するには日本自体のマーケットを大きくする、人口を増やす、他国から金をとる、等の方法になるだろう。

 上記は現実的には難しい、または短期では難しいだろうから、根本を考えた時にはやっぱりその地域の人たちがそれで良い、それが良いと思えるような状態を創ることが「地方創生」なのかなと思う。




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