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「ナンパマニュアル」の存在を人々に知らせるインパクトのある言葉があれば

女性を集団レイプした大学生が参考にしていたということで、「恋愛工学」というナンパマニュアルの問題が週刊誌で取り上げられたそうだ。

この「マニュアル」を問題視してきた人たちは「ようやくこの問題が多くの人に知られることになってうれしい」と言う人もいるし、「『恋愛工学』で恋人ができたり自信がついた人もいるし、悪いものではない」と言う人や、週刊紙の発売前に主催者がブログで弁明したことを「素晴らしい対応」と評価する声もある。

私は「付き合うことに前提とせずに、その意図を悟られないように女性を口説き性行為に持ち込む」ことを激励するようなマニュアルが広まることは、女性を性欲解消や自分が男としての自信をつけるためだけに利用する男性が増える原因のひとつになると思うし、こういうマニュアルがあることをもっと多くの人、特に子供を持つ親世代が知ってほしいと思っているが、この問題がどれだけ広がるか正直分からない。

また、「恋愛工学」を非難するブログなどもあり、定期的に話題になっているが、この問題が一般化することは今までなかった。

ここで、ふと思い出すのは「保育園落ちた日本死ね」というブログのタイトルが人々に与えたインパクトの大きさである。

待機児童が多いことはかねてから問題視され、その解消に各市町村も努力はしてきた。

だから、「多くの人に知られるようになったこと」が事態の改善に寄与したものはそんなに大きくはないと思う。

むしろ、「女性を利用するようなマニュアルが若い男性の間で流行っている」というような問題こそ、もっと多くの人の関心を呼び、行政を動かすことができたらと願う。

昨日はお仕事がありませんでしたので、有料部分はありません。

経費は食費のパスタセット1100円でした。

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