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自分の意見の伝え方について考えを改めた

市民のための人権大学院「じんけんSCHOLA(すこら)」で行われた青山薫さんのセミナー「セックスワーカーの人権を考える-売買春の非犯罪化と買春処罰化」というセミナーが11月26日に行われた。

後半は23日に行われた「飛田新地のフィールドワーク」に対する抗議と謝罪請求のような場になり、フィールドワーク参加者から「状況を知らずに参加してしまったが、よくないことだった」という意見も出たが、じんけんスコラのセミナーにとして行う前からフィールドワークを行っている人たちからは「有意義なこと」という意見もあり、「今回の件での対応のまずさの謝罪」はあっても、「たとえ当事者を傷つけることがあっても、社会のためになることは行うべき」という人の意見は変わらないと感じた。

ならば、お互いに歩みよれる点を探すべきだと感じ、もっと主催者や参加者の方と意見交換がしたかったが、セミナー終了後はスオッシュやその支持者の「対策会議」が行われるそう(誰が一般参加者で誰がスオッシュ関係者かもよく分からなかった)で講師の青山薫さんさんもそちらに行ったらしく(はっきりとは聞いていない)「懇親会」のようなものは行われなかった。

そこで、一緒に行こうとエレベーターに乗ったにも関わらず、その場に残された4人で少し話をした。

同和問題や福島のことに関わる人と事務局の方、そして私である。

そこで私がこれまでツイッターやブログやnoteに書いているようなことを話したが、その人たち、特に事務局の方から「それを事務局にメールして欲しい」と言われ、ガツンと衝撃を受けた。

私はこれまでネットにあげることで、誰かの目に止まればいいと思っていて、もしいい意見ならたくさん拡散されて、かってに伝えたい人、必要な人に届くと思っていた。

今回のことでも、スオッシュにリツイートされた意見はスオッシュのホームページのコピーとして、参加者に配られたが、そんなふうに私の意見も伝わると勝手に思っていた。

しかし、考えてみれば、ただネットでつぶやくより、きちんとした「意見」として、伝えたい人に伝えるのことが、より正当で責任のある「意思表明」である。

今回のことで、私自身勉強になったのは、「意見の違う人の間で自分の意見を主張するだけでは物事は解決しない」ということと、「自分の伝えたいことがあるなら、その相手にダイレクトに伝える」 ということだ。

これは「飛田新地を歩いたことは私にとってよかった」と言っていた人と同じかもしれないが、「このことが分かってこのセミナーに参加してよかった」と私は思っている。

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