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偏見に捕らわれた心で人への非難を口にする前に

堀江貴文さん主宰のオンラインサロン「堀江貴文イノベーション大学(HIU)」の会員が立ち上げた「アイドルグループオーディション」サイトが他の企業のサイトの盗作だったことが判明した件で、オンラインサロンの主催者で「オーディション事業」にも名前を貸している堀江貴文さんにも非難の声が寄せられているようだ。

堀江さんはオンラインサロンの主催者ではあるが、この事業に直接関与はしていないのに、その監督責任を問うものや「犯罪者だから」とか「パクるよう示唆したんだろ」というものまであった。

そういったクズみたいな発言はどうでもいいのだが、なかには「堀江貴文は大学を中退したが、きちんと大学を卒業し着実な人生を歩んでいる人と差がついたことを悔やみ、大学で身につく教養を無意味なものとし、自分で『イノベーション大学』なんてものを作った。そういう経緯があるから起こってしかるべき事件だ」という推察をあげている人もいて、その想像力の豊かさに感服したものだ。

またHIUについても、「辞めた人のブログを読ん読んで」想像しているようだが、なぜ、月1万円の会費を払って実態を見てみようと思わないのだろうか?少なくともここまでの非難を口に出すのなら、きちんとお金を払って体験してから、書くべきではないかと思う。

月1万円の会費が惜しいならば、堀江氏の著書、例えば「すべての教育は洗脳である」を図書館ででも借りて読めば、堀江氏がなぜ「オンラインサロンの大学」を作ったのか理解できるはずなのだが。

恐らく、この人は「ネットを利用してよく分からない方法でお金を稼ぐ守銭奴」というマスコミ報道によって作られた偏見をずっと自分の頭のなかに温存しているのだろう。

なにかを非難するのなら、偏見に囚われず、真っ白な心でその人の考えに直接触れてから、非難すべきだと思う。

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