コンビニに必要なもの。
ツイッターで 「 #コンビニはエロ本を売らずにおむつを売れ 」というタグが話題になっているようだ。
元々はコンビニにエロ本があり、特にトイレ付近に置いてあることが多く、子供の目につきやすいから困るという意見だったが、なぜか「エロ本のような男性向けのものではなく、子育て世代に役に立つおむつを置いたら」という主張になったようだ。
しかし、24時間開いていて、どこにでもある(最寄り駅から自宅まで回り道しなくても行けるのはコンビニだけという人は多いだろう)コンビニは便利だが、そもそもそんなにおむつをコンビニで買うしかないということが起こるだろうか?
コンビニでおむつがあれば、もっと気軽に子連れで出掛けられるという意見があるが、子供とお出掛けするときには、おむつ以外にも様々なものが必要になるし、「子供と一緒にお出かけする」ということは、下準備が必要なことで、よっぽどの急用かカバンに入れているつもりだったのに入れ忘れてたということが起こらない限り、コンビニでおむつを買うということにならないのではないだろうか?
また、おむつは常に必要なもので「いきなり生理になった」というように急に必要になるものではないし、夜寝る前になっておむつがなくなっていることに気がついて、コンビニに慌てて買いに行くということもそんなにない気がする。
また、両親共に働いていて(あるいは片親で)なかなかスーパーやドラッグストアが開いている時間に買い物に行くとができない、スーパーやドラッグストアが開いている時間に帰宅できるが、わざわざ買いにいくより帰りにコンビニで買えたらという需要もあるかもしれないが、 子育て世代に必要なものはおむつだけではない。
ひとり暮しの大人ならば、出勤前にコンビニでお弁当を買って会社に向かい、帰りにもお弁当や日用品を買って家に帰るというライフスタイルでもなんら問題はないが、子供がいる人が「コンビニしか行かない生活」を送るのはかなりむりがあるように思うのだ。
何よりもエロ本を売らないことと、おむつを売ることの関連性がなく、へんな主張だと思ってしまった。
ところで、エロ本を買う女性からこんな意見があった。
エロいものって男だけが必要なもので、エロいものが溢れているのは男に優位な社会だからと主張する人にとって痛恨な反論だろう。
こんな意見を無視することなく、誰にとっても暮らしやすい社会を目指すべきだと思う。
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