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群雨ツアー宇都宮編

夜中の2時頃に姫路を出発して東京へ。都内で東京で滞在してたきんさんとカメラの鎌ちゃんとこの日のサポートのDAZEこと山ちゃんをピックアップして、最高新記憶ツアー以来6年ぶりの宇都宮へ。クソ寒い上にツアータイトル通りに雨。なんかこのツアーは雨が多い気がする。会場のハロードリーが経営しているスタジオを事前に予約してたが、ハロードリーの計らいでリハーサル前にライブハウスで練習していいよとの事だったので、直でライブハウスにイン。きんさんが東京に滞在してる時に山ちゃんと2人でスタジオに入ってたが、バンド全体で合わすのが当日しかなかったので少しの不安と楽しみと絶妙なバランスでとりあえずやってみるかと数曲やって、もうその時点で完璧にモノにしてる感が分かったのでライブは大丈夫だとすぐに分かり、当日のセットリストを1周して細かいニュアンスやバンドにしか分からないリズム感など何も言う事ないくらいに仕上げてきて、ただただ、"この男凄すぎる!!!"って感じでした。リハを終え、ホテルにチェックインして、ギターの弦やら消耗品を調達しに商店街の街の楽器屋へ。ビンテージギターやアンプとか扱ってる楽器屋ぽくて、ちょっと手に取ってみたい感はあったが、値札を見た瞬間に、はい解散。ってなったのでそそくさと退散。ライブハウスに戻り弦を替えて対バンのsono sheetとExtra Virginと軽く談笑していざ開演。どちらも宇都宮を拠点に活動してるバンドで、それぞれの色がハッキリしててとても良かった。謎に上から目線で誰やねん。そして我々。楽器を下ろしたり準備に向かおうとしてる時に、ミウゴさん!覚えてます?と1人の子が話しかけてきた。その子は6年前に宇都宮に来たときに初めてbachoを見て、そこからアルバムのツアーにかなりの本数を見に来てくれた1人の学生。就活など色々なタイミングでライブから離れてしまったけど、6年ぶりに来てくれた。純粋に嬉しかったし、自分も覚えてた事にビックリ笑。変わらずやってきて、またこうして再会できる事もバンドやってきてよかったと思えるポイントで、やり続けるだけが偉い訳じゃないけど、やってなかったら恐らく一生もう会う事すらないわけで。6年ぶりに見たbachoはどう映ったのかな。変わらず良かったと思ってもらえたと信じたい笑。。

ライブはさっきも書いた通り、山ちゃんが完璧に仕上げてくれたのもあり、予定より1曲増やしてのセットリスト。リハでも感じたが、山ちゃんのドラムは後ろから押してくるようなドラム。そして俺は小節の向こう側に行ってしまうほどに突っ込むようなリズム感のギターなので、(バンドとしては決して良くはないけど笑。。)なんせすげー楽しい。というか気持ち良い。なので割と体感ではあっという間というか駆け抜けた感じなのかな。フロアも待ってましたとライブに応えるかのように手を広げてこちらにアクションをとってくれる人や、ニコニコしてる人や、泣いてる人も笑。それぞれの気持ちで観ているのは凄く分かったし、6年ぶりだし自然と力も入るし、自分の気持ちとライブがかなりリンクしたと思う。
個人的な感覚ですが、こういう感じになるのはそう多くない。なにがそうさせたとか理屈じゃ無い何かの作用が働いたとしか形容し難い感覚。それが最高!とかそうじゃないとダメ!とかではなく。たまにあるというだけ。
そしてライブの序盤は自分に集中してたのもあり、気づかなかったけど、中盤から終盤にかけて、少し、ん??って事が。その原因はすぐに分かった。そう、山ちゃんなのである笑。練習やリハーサルでは全く問題のないドラムだったのに、本番でドラマー山﨑の引き出しをぶち込んできたのである笑w。メンバーにしかわからないレベルやけど、ポイントポイントでオリジナル山﨑が顔を出してきて、しかもめちゃめちゃ曲に邪魔にならずバッチリハマって見事すぎて笑けた。ライブ中にニヤニヤしてしまった。ライブ終了後に来てくれた人やカメラの鎌ちゃんに楽しそうでしたね!と言われたが楽しいというより、ただただ笑けただけなのです。
ライブが終わった瞬間に「山ちゃんぶち込んできたなーw」
と言うと、「じゃないと面白くないっしょw」的な。脱帽です、山﨑パイセン。

"やってやった感満載のドヤ顔の山ちゃん"

ライブ全体を通しても自分達でもよく思える内容だったのもあり、楽しくハロードリーで少しみんなと乾杯したり、対バンのsonosheetとExtra Virginと話たり。sono sheetのギターのタナカ君はbachoの事を好きだったらしく、あのライブやこのライブも行きました!とかいつか対バンするのが夢でした的なリップサービスもありつつ、でも好きな事は伝わったし、何より単純に俺にはできないギタープレイやサウンドやし笑。俺は初めて見て凄いと思えたし、その子はずっと好きでいてくれてたって凄いですよね。俺にもそういう経験があるからタナカ君は相当嬉しかったハズ笑w

「sono sheetタナカ君と。17歳差である悲。。」

エンタケなので、それぞれまたの再会を約束しつつ、程々にそれぞれ帰って行き、最終、ハロードリーのタカヒロ君と山ちゃんと少しダラダラして帰還。この日は1日通して色々と思う事もあり、素晴らしく充実した日を過ごせてバンドをやっていて、忘れられない醍醐味やプライスレスな出来事が渋滞しててホテルに帰っても少し寝つけませんでした笑。
今日だけじゃなく、この群雨ツアー全体を通して、あぁツアーしてんなぁ。。と毎回思います。LOCALからLOCALへ。

「最後は出演者で。お豆さんの具合がw」
Photo by @miki_kamada_

まだまだ年内のツアーは続きますが、各地よろしくお願いします。無事に会いましょう。
また思い立ったらテキスト書きたいと思います。

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