ヒトスジノヒカリ
曇り空からようやく光が差してきた
久しぶりの曇り空は、雨より風より
黒く重い雲がいつまでも広がり続けて
一体いつになったら晴れるのか、
その兆しが感じられないことが何より怖かった
光が差し込んだとはいえ、
晴れ渡り、安心できるような太陽や青空、
鳥の鳴き声、柔らかな風を感じるまでには至っていない。
だけれど、
明けない夜はないように、
やまない雨もなく
永遠に暗黒でもない。
必ず、その奥にはたくさんの光がたちこめていて
その光りの存在を信じられさえすれば
重苦しい雲でさえ、たまには、
光の大切さを感じるために必要なことを知る
要するに
大丈夫、ってことなんだ。
多くのものに護られ赦され、ここにいる。
それは、雨でも晴れでも嵐でも、変わらないってことなんだ。
そして、どう生きようと望んでもいいってこと。
もっともっと、チカラを抜いて、
もっともっと、遠くから景色を楽しんで
それでも、私にしか見えない景色の世界に飛んでいい。
そしたら、そこには、
感謝しかないかもしれない。
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