こわかった。2

2022年10月

今までの話は2021年夏の話。

今日の話は本文
2022年秋だった。

私は四国の親戚の家の農作業を手伝うために1週間の有休消化をしていた。

Instagramに毎日輝かしい海をあげていた。
それはそれは綺麗な眺めで
心の邪気邪念を洗っているようだった。

見知らぬいわゆる捨て垢がInstagramのストーリー機能に出現し始めた。

フォロワー数は数百人だったと思う。
最初は何も思わず、そんなこともあるだろうと思っていた。


変だと思ったのは、その捨て垢が1つじゃなく複数現れたこと。
何回ブロックしても新しい捨て垢が出現する。
こんなこともあるかと思っていた。

心当たりがあるとすれば、元カレだった。
何回別れ話をしたのか分からない。
何回もラインをブロックして何回解除したのか分からない。

学生の頃に付き合ってた。
私が社会人になって彼は学生で
いままでの付き合い方ができなくなった。

喧嘩のために何時間もかけられない。
夜は寝たい。
会ってる日は1時までは起きてて欲しいと言われたとき本当に限界だった。

1時まで起きて6時には起きる。
相手は何時まで寝ていたかわからないけど、
朝起きて
自分のお弁当を作るついでに朝ご飯をつくる。

最初は可愛く思えていた寝顔も
だんだん苛立たしく思った。

(人は寝ないと精神がおかしくなるよ。
本当に。
ちゃんと寝よう。
今は9時間は寝ているよ。)

喧嘩をした際には最悪で
昼夜問わずラインスタンプが200件以上きたり
電話がかかってきたりした。そんな相手だった。

私はついに精神がおかしくなってしまって
精神科に通うようになっていた。


話は戻って
その四国から帰ったとき

InstagramにDMが来た。
「話したいことがある。」
ラインのQRコードが添付されていた。

その人だった。

捨て垢が特定不明だったのに
このDMで確信に変わった。
動悸が止まらなかった。

気に留めていなかった
何度もブロックしていたのが全部同一人物だとわかって
言葉にならなった。

何も話すことなんてない。
分かっていた。
ただの嫌がらせなのか。


これは2024年7月現在も非通知がかかってくるので
私の心はいつも疑いで
ただの間違い電話かもしれないのに
いちいち怖く思ってしまう。

電話番号も変えたのに。

続く。


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