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本日の猫たち #168(猫たちと箱)

猫は飼い主の思惑通りに動いてくれない……という話です。

さて、ダンボールをこよなく愛する我が家の猫たち(先住猫、兄妹猫)。

先住猫お気に入りの小ダンボールの順番待ちをする兄猫


フィット感に満足そうな兄猫


ここ数日いろいろ荷物が届き、ダンボールがたまったので、本日、処分する前に、思う存分遊んでもらうことにしました。
大中小それぞれ4箱。これだけあれば、猫たちの箱の好みもわかるかなと。
なにより猫たちに楽しんでもらえれば、飼い主冥利につきます。

というわけで、いそいそと箱を猫たちの遊び場に並べました。

手前から大→小 箱を用意


私(飼い主)の予想では、先住猫はフィットする一番小さい箱にIN。
箱ソムリエの兄猫はひとまずすべての箱にIN。
妹猫は適当な箱にIN。(妹猫は箱にこだわりがないので)
いずれにせよ四つも箱があれば、結構時間をかけて楽しんでくれるのではないかと思いました。

さて、どうなるか。
心躍らせながら待機しました。(仕事しろ……)


箱を設置して一分後。
奥にぴょこんと猫耳が見えました。先住猫の耳です。

先住猫の耳と


やっぱり先住猫は小さい箱に入ったか、と反対側に行って確認。
そこに衝撃の映像が。

「!!!」

先住猫と妹猫が同じ箱にIN


なんと、先住猫の入っている小さい箱に(先住猫が大好きな)妹猫も一緒にIN! ほかに空いている箱はあるのに、なぜよりにもよって一番の難所に……。

妹猫「❤」
箱はパンパンです……


この結果は正直、予想していませんでした。といいますのも、この小さい箱に二匹入れるとは思っていなかったのです。

妹猫「❤」
いつもの習慣で妹猫を舐める先住猫
箱は崩壊寸前


さすがに窮屈だったのか、箱が壊れる危険性を察知したのか、妹猫を舐め終わると、先住猫は箱から出て、そのままパトロールに出かけました。
そして残された妹猫は、満足そうに小さい箱の中でお休みに。

小柄な妹猫一匹でもかなりきつそうな箱
ここに二匹、どうやって入っていたのか…


先住猫も妹猫も、中、大きい箱には入ってくれませんでした。
(せっかく用意したのに……)


そして肝心の箱ソムリエの兄猫はといいますと、

「僕はお気に入りの箱があるので新しい箱はいりません」キリッ✨


兄猫は二カ月前から愛用しているダンボールの中にいました。
においも、かじりぐあいも、汚れぐあいも、すべて兄猫好みにカスタマイズされた箱です。そしてどれだけ新しい箱がいかに素晴らしいかをアピールしても、「今日は結構です!」と入ってはくれませんでした。

まあ、猫とはそういう生き物ですよね。
飼い主が気まぐれで「さあ、好きなだけ遊びたまえ!」とダンボールを用意したところで、「気分がのらないので入りません」「入りたくないので入りません」で、一切の忖度なしです。

結局、今日の実験でわかったのは「うちの猫たちは小さい箱で十分」「古くてボロボロの箱ほど好み」ということでした。


やっぱり一緒にいる三匹(左から兄猫、妹猫、先住猫)



最後までご覧いただき、ありがとうございます。
(いつも❤ありがとうございます)
またよろしかったらうちの猫たちの様子をのぞいてやってください。
蒸し暑い日が続きますので、どうか体調にはお気をつけください。

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