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本日の猫たち #027

今日も仲良く全員集合している我が家の三匹。
先日避妊手術をすませた妹猫の傷口は無事ふさがり、前と同じように走りまわれるようになりました。励ましのお言葉をくださった方、本当にありがとうございます。

今日も一緒の三匹(上から先住猫、妹猫、兄猫)

去勢避妊手術をした猫は、「食欲が増す」と一般に言われています。

ホルモンバランスが崩れるから、とか、性欲が食欲に転化するから、などと言われていますが、個人的には「食欲が増す」猫には、個体差があるのではないかと思っています。

うちにいる三匹(先住猫と兄妹猫)は、三匹とも無事去勢避妊手術をすませましたが、先住猫は手術前も手術後も食べすぎといったことはなく、あたえられた分を文句言わずに食べています。間食もほとんどありません。
子猫のときにちゅーるをあげなかったので、ちゅーるに興味も執着もなく、楽しみはもっぱら「食」ではなく、バードウォッチングです。

先月末に避妊手術をした妹猫も、今のところ食欲旺盛になった、とは感じません。食が細いのはかわらず。今でも必要な栄養、カロリーをとってもらえるよう苦労して食べさせているところです。

三匹の中で唯一「食欲が増した」と感じるのは兄猫です。
「ご飯ください!」「いつでも食べられます!」「もっとください!」「おかわり大歓迎!」という顔をし、頭の中は「食」のことでいっぱい。
生後半年まではちゃんとあたえられた分だけを食べていたのですが、ついに隣で食べている妹猫の器に顔を突っ込んで、盗み食いすることを覚えてしまいました。(おとなしい先住猫の大人用ごはんまで食べようとするので、今では時間差でごはんをあげています)

妹猫が小食なのは、「すみません。兄の大食いのせいで、経済的に大変なのはわかっていますんで、私の分は少しで結構です」という遠慮もあるのではないかと思うくらいです。


兄猫をグルーミングする妹猫


その兄猫ですが、ついにご飯をもらうための「演技力」を身につけてしまいました。「ご飯もらっていませんけど?」という顔をするのです。

ご飯は毎回決まった量をあげているのですが、我が家に来た友人や身内のところにすりより(私のいないところで)「僕、ご飯もらってないんです。だからお腹すいているんです。ご飯ください。できればおいしいご飯がいいです」と甘えにいきます。
兄猫は普段鳴かないのですが、そういうときだけ「きゅうーん」「みうーん」とあわれな声を出します。見事な演技力です。
兄猫は三匹の中で一番甘え上手なので、すりよられたほうはまんまと欺され、「そうか、よしよし。かわいそうに。飼い主はひどいやつだなあ」と、ご飯やおやつをあげてしまうのです。
(もちろんそれがばれると、次の食事の量は減らされます)


半年前にはなかった「演技力」「甘えスキル」を身につけた兄猫。
「餌の確保」というのは、動物の進化のきっかけになるんだなと、感心しました。

だいたいのことは先住猫が教育してくれたので、兄猫が壁を傷つけたり、カーテンをのぼったり…ということはなくなったのですが、「食欲」だけはどうにもなりませんでした。

先住猫に舐められてうれしい妹猫


兄猫が食べ過ぎないよう、今後も見守っていきたいと思います。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました☺


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