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本日の猫たち #159(猫は夜行性ではなく…)

猫の習性で知ったことを少し。

個人的な話になりますが、私の甥と姪(もうすぐ小学生?)は英語圏生まれ、英語圏育ちで、家庭内の共通語は現在英語になっているらしく、私とたまに会話するときも、英語で話しかけてきます。
私自身、かつて英語は得意ではあったのですが、長年旧社会主義国に住んでいた間にいつしかロシア語の方が喋れるようになり、英語は日常会話であればなんとか……でも自分からは話せない……まで退化しました。(ついでに母国語であるはずの日本語のスピーキング力も衰えたのでしばらくリハビリしていました)

英語メインの甥と姪がいるおかげで、私の英語のリハビリが進み、助かっているのですが(私の英語力は幼稚園児並…)、先日お互いに飼っている猫の話をしていたときのこと。
「猫は夜行性だから、うちの猫たちもよく夜、遊んでいるよ」というようなことを話したら、甥がまじめな顔をして「知らないの? 猫はcrepuscular animalだよ」と言ってきました。

なに? crepuscularってなに??? 知らない!
(かつて知っていたかもしれないけれど、記憶にない!)
なんで幼稚園児がそんな難しい単語を知っているんだ? 

と思ってその子の親に確認したら、甥はディスカバリーチャンネルとか、猫にまつわる動画を見るのが好きらしく、そこで専門的な単語を覚えたそう。
皆様はcrepuscularってご存知でしょうか。
ええ、ええ、私は、幼稚園児に「猫は(夜行性ではなく)薄明薄暮性だよ」と教えてもらったのです。

※薄明薄暮性とは
薄明 (明け方 )と 薄暮(夕方) の時間帯に活発に活動する性質のこと

私は一応、猫にまつわる資格をいくつか持っていまして、「薄明薄暮性」と単語は日本語では知っていたのですが、英語でなんというかは知らず(調べろ……)、相手は幼稚園児だから適当に「夜行性(nocturnal)」と言ったら、「違うよ」とビシッと指摘されたわけです。

子供を侮ってはいけませんね。まわりの人たちによく言われているのですが、子供は「子供」ではなく、「小さな大人」です。適当にお茶を濁すようなことはせず、人として誠実に対応しようと、猛省しました。

朝5時頃の3匹(左から兄猫、妹猫、先住猫)
確かに薄明薄暮性です


妹猫を舐める先住猫


いつもひらいている兄猫(左)と妹猫(右)


最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
暑い日が続きますが、どうか体調にはお気をつけください。


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