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本日の猫たち #212

猫にこたつ、といえば、一昔前の昭和の冬の風物詩。
ですが、猫飼いとしては気になるのが「みかん」。
(昭和はおおらかな時代だったんだなと)
猫たちと生活するようになって気をつけるようになったのが柑橘類です。猫飼いさんならご存知の方も多いと思うのですが、柑橘類の皮に含まれる「リモネン」が猫にとって有害だからです(中毒症状を起こします)。皮だけでなく、においもNGで、猫にとって酸っぱいにおい=腐敗臭、であるため柑橘系のにおい自体とても嫌がります。

猫たちに嫌われたいのなら、この「みかん」のにおいが効果覿面(てきめん)です。

今日いただきもののみかんを猫たちのいないところでこっそり食べた後、手を石鹸で洗ったのですが、においが残っていたらしく(猫の臭覚は人間の1万~数十万倍)、我が家の三匹を撫でようとしたら、三匹ともに逃げられました。
兄猫にいたっては「!!!」と目を見開き、きれいに私を二度見。
(なんでこいつからこんなにおいが……)
という顔をした後、一目散にいなくなりました。

みかんのにおいを感知した後、袋に入り込んでしまった兄猫
ごめんなさい、もうしません


妹猫もびっくりして猫砂袋(捨てる予定)の中にIN


先住猫は割とすぐに戻ってきてくれたのですが、兄猫と妹猫は警戒したまま、袋から出てきてくれず、これまで1年半かけて築いてきた信頼関係が崩れるところでした。まあ、確かに腐敗臭を放っている「毒」を目の前に突き出されたら、人間でもびっくりして逃げますよね。
……かわいそうなことをしました。

みかんを家に置いておくだけなら害はないと言われてますが、猫たちの安全のために(普通の猫はみかんをかじったりしないと思いますが、絶対ではないので)管理が必要だなとあらためて思いました。

猫たちにとって家が幸せで安全な場所であることが第一。

先住猫(上)と妹猫(下)


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