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本日の猫たち #005

もう昨日になってしまいましたが、2月22日(にゃんにゃんにゃん)は日本の猫の日でした。

私が説明するまでもなく、ご存知の方のほうが多いと思いますが、「猫の日」とは「ネコの日実行委員会」と「一般社団法人ペットフード協会」によって1987年に制定された記念日で、「ネコと一緒に暮らせる幸せに感謝をし、ネコと共にこの喜びをかみしめる日」なんだとか。

うちの猫たちが自分にとってどんな存在かということを語り出したらきりがないのですが、「猫の日」という機会をいただいたので、少しだけ。

猫は間違いなく、人間を幸せにしてくれる生き物です。

猫と一緒に暮らす大変さはもちろんあります。経済的な苦労もありますし、トイレ、食事のお世話、病院通いなどで自分の時間がガッツリとられます。
ですが、そういうデメリット(に思えること)が、とるにたらないことだと思えるほど、猫たちはその存在でより大きな幸せをあたえてくれます。
人間やほかの何かでは癒やすことのできない、心のやわらかいところを癒やし、平凡な日常を大切な時間に変えていってくれます。

不思議なことに「猫たちを幸せにする」と思っていたはずの人間のほうが、猫たちのおかげで、ふとした瞬間に泣きたくなるほどの、幸福感をあたえてもらっている。
一緒に暮らしているうちに、そんなことに気づくときが来ます。

猫たちがうちに来てくれて、感謝しかありません。

今日も仲良しの三匹(先住猫と茶トラの兄妹猫)

とはいえ、我が家で「猫の日」に浮かれたのは私(人間)だけで、猫たちからすると普通の一日。

今日もいつも通り、猫たちは私の日常生活に刺激を提供してくれました。
個人的にびっくりしたのは「兄猫が落ちていた(?)」事件です。

ご笑納ください。

トンネルの穴に頭をつっこんで仰向けになっている兄猫

猫と生活していると「どうしてそうなった?」という事件が多発するのですが、今回のこともその一つ。

事件の数分前、私は先住猫と妹猫がいる別室にいました。
いつも一緒にいるはずの兄猫の姿が見えない。どこだろう……と探しながら、キャットタワーのある部屋のドアを開けたら、上記(画像参照)の状態で床に転がってました。一瞬では状況が把握できず、我が目を疑いました。
正確には、床に転がっていた……ではなく、スピースピーといびきをかきながら、気持ちよく寝ていたのです。

名前を呼ぶと起き上がり、この状態で匍匐(ほふく)前進


兄猫は一人サッカーが好きなので、ボールを追って走りまわっているうちにトンネルの穴に頭をつっこんだのであろうということは推測できるのですが、その状況でどうして寝てしまったのか。遊び疲れたか、誰も来なくて待ちくたびれて寝てしまったのか、謎です。
(病気とかではありませんのでご安心ください☺)

本人にわけを聞いても、「? ごはんですか? もちろん食べますよ!」という反応しか返ってきません。

部屋の中にも異変がありました。
兄猫が転がして遊んでいたはずの黄色いフェルトボールが行方不明(ボールはどこに行った……)。
チャイルドロックを設定し、ONにしていた空気清浄機がなぜかOFFに。
猫たちが交代で遊んでいる鳥のぬいぐるみが、猫用給水器につっこまれ、びしょびしょに(鳥さんにお水をあげたかったのか……)。
謎が多すぎて、名探偵を召喚したいくらいです。

事件は未解決のまま、謎は謎のまま、その日が終わりました。


……などという、オチのつかないプロットは、絶対通してもらえないと思うのですが(商業的な小説として)、実際のところ、日常というのは、どんな物事も白黒つけられることのほうが少なく、謎が謎のままで終わり、また新たな謎が……という展開のほうが多いのではないかと思ったりします。

事件も、謎も、日常の刺激も、笑える瞬間も、すべて宝物のような思い出になっていく。それだけは間違いありません。

***

猫たちをお迎えしてから自分に大きな変化がありました。
「猫たちと健康的な生活を送るために」、自分の生活、仕事のやり方をかえる決意がついたこと。
自分のためにも、猫たちのためにも、健康を損なうような生活、働き方は絶対にしない。自分が倒れたら、猫たちを幸せにするはずの自分が、猫たちを不幸にしてしまうからです。


世界中の猫たち、飼い主さんたち、猫が好きな人たち、猫にかかわるすべての人たちが健康で幸せでありますように。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

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