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戦後最大のミステリー?

先日、ビブリア古書堂の事件手II~扉子と空白の時~を読みました。
以下 ネタバレ
本編は横溝正史の未発表作品の原稿が盗まれたので内々に調査して欲しいとビブリア古書堂店主篠川栞子の元に相談に来るところから始まります。
その未発表作品は「雪割草」と出てきましたので妙に具体的だな?!と思い調べますと  何と!ありました!!♪

発表から77年の時を経て2018年に書籍化された「雪割草」

実際の雪割草

戦前に書かれた作品「雪割草」、そして戦後、金田一シリーズが発表される訳ですが誰か一人くらい「横溝って雪割草て小説書いてなかった?」くらいはあっても良さそうなのですが戦後、誰もが生きるのに大変な中で忘れられてしまった作品。
また、雪割草は金田一の最初のモデルになっているキャラが出てくるので重要な作品である事は間違いない小説。
何故、忘れられたのか?横溝先生が我々に残した最後のミステリーなのかも知れませんね。
そんな風に勝手に妄想を膨らますとゾクゾクしてきますね^^


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