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仕事は、スピードが要求される。



早く・・・できない。

「マイペース」「のんびり屋」「おっとりしている」
それは、日常において、問題があったとしても何とかなるだろう。

仕事ではどうだろうか?
「遅い」は、自分も相手も辛い。

コンビニなんかのレジ業務はアウト。
工場等もあやしい。
事務作業も更にあやしいし、悲しくなってくる。

どのような仕事もルーティン、同じことの繰り返しの場合が多い。
同じ仕事を一定期間続けると、覚えられる。
もしかしたら、フルタイムで働くと良いかもしれない。

週3日くらいのパート勤務が、災いしているのだろうか?
内容も人もコロコロ変わる仕事は、ついていけない。
転職する。
悪循環。


きっと、カッコよく仕事ができる人になりたいのだろう。
自分を良く見せたいのだ。


ササッと、スイスイ、ホイホイと仕事ができるように、なりたい!!



10代や20代の頃、よく母に言われたことを思い出した。
グズグズする私に、いつもイライラしていたのだろう。
「〇〇は、小さい時お菓子がなかなか選べなかった」「急きも慌てもしない」と。
相当、年季が入っているようだ。

いまさら感が満載で恥ずかしいが、スローな自分を何とかしたい。
ずっとそう思ってきた。


むかし、ホームセンターのレジを1ヶ月で辞めた経験がある。
その後、すぐ、植物公園に就職した。

上司は、私に「丁寧にやって欲しい」「雑にされると、やり直さないといけないから」と。

神様からの言葉に聞こえた。

植物の育成管理の仕事は、私の適職だったように思う。

その後、就労支援や相談業務の仕事に就いた。
まぁまぁなんとか頑張れた。


海の魚が河川に住めないように、一人ひとりが息がしやすい職場があるように思う。


支援員兼職業指導員の仕事に就いて、もうすぐ1ヶ月半になる。
優しく丁寧な対応が基本。

でもでも、やはり、スピードが必要な場合も多い。

6月の雨は、そんな私に優しい。


天からの恵みの雨は、焦る私を落ち着かせ、仕事のミスも洗い流してくれる。


そう・・・ほとんどの人は、みんなと同じくらいのスピードで仕事がしたいのだ。

「ゆっくりでいい」「頑張りすぎないように」「無理しなくていい」
私が支援する1人は、そんな風に言われたくないようだ。

頑張ってもできないことがある。

長い長い時間をかけて、受け入れられるよう願う。

私は、「丁寧にする」ことの大切さを伝えて行く。

ゆっくりと。




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