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RSC期ローテラスワネクロ

おはようこんにちはこんばんは。
はじめましての人ははじめまして。
音羽魅月と申します。

今回はローテーションでのラストワードネクロマンサー(以下ラスワネクロ)というデッキをテーマとし、僕の構築の紹介とカードの採用理由やプレイについて記していきます。
1週間ほどの期間で特に無理なくやる気がある時にやるといったペースでもこのデッキ1つでグランドマスター0に昇格できたのでかなり強いかと思います。
無名どころの騒ぎではないくらいただの一般人の記事なので、自分用の備忘録として記していくくらいの気持ちで書きつつ、全然やってないから何もわからんという人にも伝わるように書いていきます。
ほんとは3週間くらい前に出すはずだった記事だったのでちょっと足りなかったり違う部分もあるでしょうが、ご容赦ください。
長くなるので、必要な部分だけ読んで頂いても結構です。


ラスワネクロというデッキは、ラストワード能力によってアドバンテージを得ながら戦い、10回以上ラストワードを発動させることで発揮される強力な効果を持つカードによって勝利を目指すデッキです。
消滅などされようものなら損害は他のデッキに比べてかなり大きいので、ビショップやオーバーヒートデーモンは親の仇レベルです。

ラストワードはシャドウバースにおいて基本的な能力なのでこれを持つカードは多いですし、相性の良いカードもたくさんあるので採用するカードには悩むことでしょう。

ですので、僕なりの考えではありますが採用カードの採用理由を記しながら、僕の構築を紹介していきたいと思います。

こちらが僕が使用しているラスワネクロの構築です。



早速採用カードについて解説していきます。


記憶の軌跡
フォロワーにリーダーの体力を回復するラストワードを付与しつつ1ドローするというこのデッキにとってかなりグッドな効果でありながらたった1コストという破格のスペック。
付与したい対象は序盤から存在し、終盤ではクリストフ起動時に付与することで盤面を更に強固にできるので欲しいタイミングは多いです。
被ると弱いことと、フォロワーが2体いないとそもそも使用できないという面があるので2積みにしている構築もよく見ますが、序盤からボンフリで出たスケルトンやソウルガイド等に付与してラストワード回数を重ねていけるとそれだけ早く勝ちに近づきますし、できる限りそれらと一緒に握りたいカードであるため今は3積みです。



ボーンフリーク
ラストワードでスケルトンを出せます。
先1ボンフリ2ガイドという強力なムーヴもこのカードがあってこそ。
出てきたスケルトンとソウルガイドに軌跡を使えれば最高にクール。
1ターン目に出したいことと、中盤で1PP余った場合に追加でラストワードを1回稼げて便利なので3積みです。



友魂の少女・ルナ
人形が1ドロー1回復でラストワードを稼げますし、軌跡かディザイアで本体にもラストワードを付与すれば2回分稼げるのでなかなか良い仕事をしてくれます。
オミナスや再誕でルナが出ると弱いですが、そこは回数稼ぐためだと割りきりましょう
ネクロテンプテーションもたった2コストでそこそこの範囲を破壊できて強いです。
特にグッドなのは進化権を回復できる能力のおかげで進化時効果が強力なセレスや死門を進化させられる回数が増えること。
採用理由のほとんどはこの点に集約されるでしょう。
とはいえファンファーレでネクロマンスを6消費してしまうことでカゲロウやネクロインパルスの阻害になるので使いづらい場面も多いです。
2枚積みがちょうど良いと考えていますが、インパルスを積極的に使いたければ減らしたり、逆にインパルスに重点を置かないのであれば増やしたりしてみても良いでしょう。



忌まわしき再誕
処理札にもドローソースにもなれる最強の1コストスペル。
このデッキにおいてはたった1コストの自壊手段というだけでも有用性があるというのにこの破格のスペック。
ラスワネクロを強くしたのは間違いなくこのカードですね。
どう使っても強いです。
このカードで破壊した時点でラストワード回数が5回以上だと2ドローできるので可能な限り貯めてから使いたいですが、温存しすぎるとデッキの回転が悪くなる場合もあるので使うべきタイミングを見極めて使いましょう。



スカルドリーマー
2/2/2かつ後続に2/0+突進を与えられるので序盤から終盤までいつでも強いです。
機動二輪車が複数置かれる動きをしてしまうと勿体なさが目立ちますが、ディザイアを付与できていると対象のフォロワーを強化できるので破壊後のダメージ量も増えます。
終盤はそれを見越して機動二輪車のバフからのディザイアOTKをできるように置くことも多いです。
あまり考えなしに出してしまうとリーサルを逃すことにも繋がるので中盤以降の扱いには気を付けましょう。



ソウルガイド
自壊手段かつドローソースとして使えるウィニー。
シンプルに強いです。
本人はラストワードを持ってないので軌跡で後付けできると嬉しいですね。
ラストワードを持たないことと序盤に出しづらいこと、ドローソースは十分ある等の理由から2積みに抑えていますが、自壊とドローをもっと積極的に行いたいのであれば3積みでも良いです。


一刀の幽鬼・カゲロウ
除去兼ダメージソースとなる魂の一刀はフィニッシュプランの1つなので最低でも墓場が2以上ある場合に出したいです。
オミナスやセレストから出てくると複数一刀を握れますし、墓場が10以上ある時に引くとランダム破壊もできるので中盤以降もしっかり強いです。
ただしハンドが溢れる原因にもなりますので気を付けましょう。
その場合ディザイアでリーサルを狙えるなら一刀は単に低コスト除去として切っても良いです。
最近は2に抑える構築も多いですね。被ってもそんなに強くないことや2ターン目に出せるフォロワーとしては弱いことが理由でしょうか。
とはいえラストワードを稼ぐ分には仕事ができるのでそこは好みでしょうね。 
僕の構築でも現在は2積みですが2コストのラストワード持ちフォロワーを増やしたいとなれば3枚でも良いです。



死門を繋ぐ者
ラストワード持ち2コスト以下フォロワーをリクルートできるのでラストワードを2回分稼げて進化で更にもう1体。
ディザイアフィニッシュを狙わない場合には進化権をこいつに切っても良いですが、できればセレスに進化権を切りたいのでそこは対面とそのゲームでのプランによりますし、なんならルナで進化権の回復をしてもいいでしょう。
また、スカルドリーマーをリクルートしてきた場合にも相手の盤面によってはスカルドリーマー進化相討ちから他のフォロワーを機動二輪車に乗せて処理をした場合が良いという状況もあるので色々できる分安易にこの子に進化権を割けばいいわけでもないのは難しいですね。



常闇の花嫁・セレス
体力が高い必殺持ちでありラストワードのランダムダメージで盤面に強く、インモラルディザイアによるフィニッシュも狙えます。このカードを握れるかどうかでフィニッシュプランに大きく影響するので可能な限り引きたいですし、進化はこれに切りたいです。
また、打点の高いデッキが環境に多いのでディザイアで回復してリーサルを回避するという動きもよくしますね。
鎖杖にバーン効果を付与することが多いですが、攻撃力が高めのオミナスやクリストフに付与することもあります。



鎖杖のネクロマンサー
ラストワード10回で5/5疾走になれるフィニッシャー。
現環境ではわりとリーダーへの攻撃の通りがいいですし、相手リーダーに攻撃してから自壊させることで大ダメージを与えられるのでディザイアのバーン効果はこのカードに付与することが多いです。
フィニッシュ用に温存したいカードではありますが、3/3ラストワード1ドローと序盤でもかなり強いので、対面と手札や盤面の状況によっては普通に出しても良いです。
ルルナイとはなんだったんでしょうか。
このカードでのフィニッシュの前のターンにスカルドリーマーを出しておくと機動二輪車に乗れて打点を稼ぎやすいです。



人外魔境・クリストフ
ラストワード5回でゴーストライダーの召喚、10回でラストワード持ちフォロワーに守護を付与し+2/2をするリーダー効果を付与するフィニッシャー兼防御札。
本人はラストワードを持っていないので軌跡かディザイアで付与できると更に良いです。
撤退ロイヤルや共鳴ネメシスとの対面時は10回を目指さずにゴーストライダーを出せる5回の時点で出して、守護を用意してベイリオンフィニッシュのケア、マグナゼロ前にリーサル圏内にするために中型フォロワー2体追加などの使い方をした方が良い場合もあります。



ネクロインパルス
今やお馴染みのエンドカード。
鎖杖と合わせることで空の盤面からでも14点取れるので油断している相手にはかなり刺さります。
また、連携ロイヤルが相手の場合はセラから出てくるシールドガーディアンの処理にも役立つので除去札としても優秀です。
ルナを使用する都合上ネクロマンスの消費がかさむので、ピン積みもしくは不採用となるのかなと思ってます。



金鉱のネクロマンサー
アクセラレートで自壊とセレスや死門の蘇生が主な役割ですが、盤面処理のためにスカルドリーマーを破壊して機動二輪車を出したり、単純にラストワード回数を稼ぐために使うことも多く色んな仕事ができてクール。
セレスを蘇生できた場合にはディザイアを2枚握れるので狙っていきたいです。
終盤はアクセラレートができるように5PP以下まで消費しなくてはいけないのがたまにネックとなりますがほとんど問題ないです。



セレスト・マグナ
少し重いですがウィッチにはかなり刺さります。
ただし1ターンフォロワーしかプレイできなくなるだけで、言ってしまえばその次のターンに勝利するか勝利をほぼ確定にする、もしくはリーダーのライフを回復してリーサルを完全に回避してしまう等しないと無駄にしてしまうため、タイミングが難しいです。
ここぞという場面を見計らう必要がある慣れの必要なカード。
ウィッチ以外でもこれ1枚でラストワードの稼ぎ3回分を見込めるのでどの対面でも強いです。



オミナスタイラント
セレスト同様結晶でも本体でも強いフォロワー。
事前情報の時点ではダメージが顔にとばないから弱いとか言ってるやばいタイプの人が多かったですね。そんなバケモン秒でナーフされます。多分ヘクターのゾンビ疾走じゃないから弱いって言ってた人たちと同種ですね。ちょっとセンスないかな。
ちなみに女の子らしいです。可愛いですね。
話がそれましたが、セレストよりも結晶と本体の使い分けが難しいです。
大体の場合は2、3ターン目に出さないと割れるのが7ターン目以降になり、それでは遅いので序盤に握れなかった場合は本体を運用します。
また、割れるターンに機動二輪車があると不死者が乗ってしまってあんまり強くないのでそこも難しいです。
本体を使う場合でも、このカードで一気に盤面処理するべきか多少処理漏れがあっても機動二輪車や再誕を利用して処理するべきか、という状況判断は必要なので雑に強そうな印象はありますが脳死札ではないです。




採用カードの解説は以上です。
採用しても良かったカードや今までラスワネクロに採用していたものの不採用となったカードもいくつかあげていきますが、これに関しては採用カード同様僕個人の見解なので考えが違う方は「それってあなたの感想ですよね?」とスルーしてください。



アーマーゴブリン
再誕と合わせることで先攻3ターン目に4/5と2/2を並べることができ、それだけで勝てる試合がありましたし、エンハンスはラストワード回数を稼ぐのに便利で盤面も多少強固になるので採用していましたが、抜けました。
攻撃力が低く攻撃的な効果は持たないので相手にとって脅威となりづらく、打点を重視するこの構築では使いづらいためです。



ゴシックリーパー
2コスト2/2として使いやすく、墓場を増やすことでインパルスやカゲロウの補助にもなり、エンハンスは実質2コスト6/6で良いことも多いのですが結局は墓場を増やすだけなので、抜けました。
特にオミナスやセレストのリアニメイトでカゲロウやスカルドリーマーが出てほしい場面で邪魔になりやすいのが気になりました。



天覇風神・フェイラン
後4でフォロワーに2ダメージかつ+0/2、エンド時に自分のフォロワー全てに1/1と後攻でも強く、中盤の盤面を補強できて連携10のターン開始時に直接召喚できるので強いですし、フェイランを利用してビートダウンを主軸にしていた構築では採用していましたが、抜けました。
本人がラストワードを持たないこと、手札に来た場合フォロワーを強化するためだけに4コストを払うのは大きなテンポロスとなることとこのデッキにおいて重要なラストワード回数を稼ぐ動きに一切貢献しないためです。



《恋人》・ミルティオ
本人も2ドローできるラストワードを持ちつつランダムに2体リアニメイトでき、エンハンスでムリヤリ盤面解決しつつリーサル圏内にできるので性能自体は相当強く多くのデッキに使われていましたが、このデッキからは抜けました。
本人が5コストであり被ると事故要因になること、手札からフォロワーを2枚葬送するのが重いこと、盤面が3つ空いてなくてはいけないこと、本人は進化権での進化ができないため出したターンに盤面に触りづらいこと、などデメリットの方が重かったためです。



アイアロンの残骸&創出の紫紺・エンネア
一部で使われていたと聞いた出張パーツです。残骸がラストワードを持っている軽いアミュレットであり、ここから引き込めるエンネアもネクロマンス持ちのカードがこのデッキにはそこそこあるのでディガーを出すこともできてうまくいけば強そうだと思いましたが、入りませんでした。
まずこれらのパーツとネクロマンス持ちのカードを都合良く引けてないとただの事故札であること、後4のエンド時にエンネアから出るボーンドローンしかラストワードを持つフォロワーが出ないこと(エンハンス効果は除く)、そしてうまくいったからといってそれがよほど強いかと言われればそうではないこと、等ハイリスクローリターンだとしか思えなかったためです。



追憶の大天使&オーバーヒートデーモン
消滅させる効果を持つためミラーには刺さるかもしれませんが、入りませんでした。
相手の妨害をできるとはいえこれらはラストワードを持たないためラストワード回数を稼ぐテンポをこちらが一方的に取れるわけではないこと、そのためこちらが回数をミラー相手より早く稼ぐ方が勝ちに繋がりやすいこと、刺さらないデッキに対してはただのラストワードを持たないフォロワーでしかないことが理由です。



その他除去スペル
フォロワーによる除去をしつつラストワード回数を稼ぐといった戦い方であるため、スペルによる除去はあまり必要ありません。
輪廻の強制だけは一考の余地がありますが、金鉱を採用していることもあり今は不採用です。
縦に強いデッキが増えれば採用してもいいかもしれません。



不採用カードの解説は以上です。
先ほど述べた通り僕がそう考えているだけですので、考えが違う場合はスルーして頂いて構いません。



次に、このデッキの戦い方とリーサルプランについて記していきます。

このデッキは攻めつつラストワード効果によりアドバンテージを取りつつラストワードが10回以上発動している場合に得られる強力な効果により勝利を目指して戦います。
基本的に有利交換でいいかと言えばそうでもなく、そのゲームでのプランによってはフォロワーを無視してリーダーに攻撃したり、ラストワード発動を目当てに相討ちもしくは自爆特攻をする場合が良いこともあります。
これは対面のデッキやお互いのライフ、自分の手札等によって変わるのでプレイヤーがその状況によって判断するしかないので慣れです。
もっともほとんどのデッキがそう言えるのでこのデッキに限ったことでもありませんね。
ただ、ラストワードの回数稼ぎとリーサルプランを常に考えていなくてはならないのはこのデッキだからこそです。

さて、リーサルプランはいくつかありますが主となるプランとなるのがこれらです。

・クリストフを利用した盤面形成によるビートダウン

・ディザイアのバーン効果を付与した鎖杖の疾走&攻撃後自壊によるリーサル

・鎖杖&インパルスによる疾走リーサル

・魂の一刀によるバーンリーサル


当然普通にリーダーを攻撃していったり、インパルス1枚でもリーサルを取れたり、ディザイアの付与は必ずしも鎖杖ではなかったりしますが、それは特筆すべきことではないですしゲームとして当たり前すぎるので、ゲームメイクをする上でこれを目指すとリーサルを取りやすいというこれらのみを解説します。


・クリストフを利用した盤面形成によるビートダウン


これは再誕とオミナスがアディショナルで実装される前のあまり強くないラスワネクロのメインプランでしたね。
今もなお当然強いです。
しかしながらこのプランを最初から目指す場合というのはあまりないです。
というのもクリストフはマリガンでのキープ対象ではないですし、決まったターンにリーサルを取れる他のプランを目指している場合に副産的に形成されるプランとなりやすいからです。
これはこのプランが他に比べると弱いとかそういう意味ではなく単に速度の問題であり、リーサルは少なくとも次のターン以降なので他のプランの方が当然早いためです。
とはいえ、他のリーサルプランの前にリーサル圏内に入れるためにまず盤面を強固にするというのはままあります。
総じておまけのように聞こえますがこれができるかできないかで変わるゲームも多いので、クリストフが手札にある場合もしくはリーサルまでがジリ貧になりそうなゲームではこのプランを考慮しながら戦いましょう。



・ディザイアのバーン効果を付与した鎖杖の疾走&攻撃後自壊によるリーサル

今のラスワネクロが強いのはこのプランを取れるようになった影響も大きいのではないかと思います。
セレスが引けている場合にはまずこのプランを目指すのがゲームメイクをしやすくて良いです。
というのもディザイアのバーンによるリーサルと最も相性が良いのが鎖杖だからですね。
このプランを目指す場合はスカルドリーマーを終盤まで手札に残せているとよりリーサルが目指しやすくなります。
総火力が単純に鎖杖の攻撃力の倍の数値なので計4点増せる機動二輪車はかなり相性が良いので、疾走鎖杖の召喚から動けそうなターンの前にスカルドリーマーを置いて置きましょう。
ただ、ディザイアを握ってからは相手に警戒されるプランであり、守護を複数並べられて止まってしまうということもあるので、魂の一刀で守護を突破しつつバーンでリーサル補助、鎖杖の前にクリストフで盤面を固める等他のプランも並行的に考えて戦いましょう。



・鎖杖&インパルスによる疾走リーサル
このプランは自分の盤面が大きく空きつつ墓場10を確保できている場合にしかできないのでそこまで機会はありません。
しかし、盤面が空ならこの2枚だけで最低14点、進化権や機動二輪車があれば更に2点と火力は十分ですし、何よりディザイアを握っていない場合の奇襲性が強力です。
目指そうとして目指すべきプランではなくたまたまできるからやるというようなプランですが、この2枚で14点という数値は覚えておくと良いでしょう。
当然ですがインパルス不採用の構築では不可能なプランですので、インパルスを不採用とする際はフィニッシュプランが1つ減ることも考えて構築を決めましょう。



・魂の一刀によるバーンリーサル
このプランは何か他のプランにくっつくように使うことが多いですし、単に魂の一刀を使うだけなのでプランと呼ぶべきものですらないかもしれません。
しかしながら、オミナスやセレスト、再誕によるリアニメイトからカゲロウが出ることで複数枚一刀を握ることができる場合もあります。
その場合は3枚ほど握れてるのでリーダーに12ダメージ与えられるのを見込めるため立派なリーサルプランとなります。
このプランを取る場合は当て先を用意することと、一刀のバーンで足りない分を削るために相手からのリーサルをケアしつつリーダーに優先的に攻撃していきます。
一刀1枚あるだけでも違うのでそれに近しいリーサルプランも考慮すべきですね。


目指すリーサルプランという解説をしましたが、解説を読んで頂いて感じたかと思います。
おそらくその通りで、セレスを握れてディザイアがある場合以外はリーサルの直前までほぼプランが決まりきっていません。
逆に言えばこれはリーサルプランに柔軟性があるということです。
その時その状況で最も適したリーサルプランを取って勝てば良い。
それだけでありそれこそが今のラスワネクロの強みだと思います。
しかしながら、それは中盤に差しかかった頃から自分の手札にあるカードを含めた、今の状況から考えられるリーサルプランを常に考えた上で実現されるものです。
慣れればどうということはありませんが慣れないうちはこのプランニングが難しいのだと思いますので、まずは慣れるしかないというのは確かです。



次に各クラス対面のマリガン及びプレイングの解説をします。



共通マリガン
先攻キープ:スカルドリーマー、セレスト
後攻キープ:オミナス
共通キープ:ボーンフリーク、セレス、再誕(テンポを外さなそうであれば)

これについては特に解説の必要もないと思います。
1ターン目からボーンフリークを出せる時点でまず1つ、ある種の上振れです。
後攻時は1ターン早くオミナスの結晶が割れるので自壊させる手段があれば不死者やリッチによってアドバンテージを得やすく、ラストワード回数も稼げます。
これらは共通的に強いので基本優先して確保したいです。
再誕はテンポを外さなそうであればキープしますが、他の2枚をマリガンで返さなければいけない場合は再誕も含めて全マリします。
このデッキにおいてテンポを崩すことは何よりも避けるべき事項です。
そこに注意したキープをしていきましょう。
以下、キープに関してはこの共通キープを含めることを前提に各クラスのキープを解説します。


エルフ
キープ:共通のみ
この対面は現環境では特筆すべき事項はありません。
特に不利でもないので通常のプレイをすれば勝てます。
しかしながら、ラティカによるOTKは警戒したいので可能ならばラストワード5回時点でのクリストフで守護を適切なタイミングで出してリーサルを回避しましょう。


ロイヤル
キープ:クリストフ(後攻時)
クリストフで守護を用意する手段を用意しつつマナカーブを意識したマリガンをしましょう。
テンポを外すと勢いを持っていかれやすいので、先攻でスペルや2コスト以下のフォロワーがなくクリストフはある、という場合は全マリでもいいです。
このクラスとの対面はゲーム中で連携型か撤退型かは判断できるので、判断できた時点でそれに合わせることになります。
連携型は普通にプレイしてるだけで勝てますが、クリストフプランが通ればかなり優位に立てます。
セラからシールドガーディアンを並べられた場合はインパルスを処理札として切って良いです。
まずは勢いを止めてコントロールする体勢に移りましょう。
止めればどうにでも勝てます。

問題は撤退型です。
クリストフ以外に守護を用意する手段がないもののテンポよくラストワード回数を稼げていないとクリストフの効果でゴーストライダーを出せなかった場合向こうがリーサルプランに移った時点でほぼ負けます。
不死者1体のみの盤面にしてベイリオンをケアすることも可能ですが、勝ちに繋げるとなるとあまり現実的ではないのであえて狙わずとも良いですが一応そういうケアもなくはないです。
ですので、ロイヤルと対面した場合にはクリストフで守護を用意することを目指しいつも以上に丁寧にプレイしましょう。



ウィッチ
キープ:共通のみ
この対面ではマナリア型でもマイザー型でもセレストが刺さるので、マナカーブを意識しつつセレストを握ります。
とはいえマナカーブを無視してまでセレストを握っても勝てないので、セレスト以外の2枚でテンポが繋がらないなら全マリでも良いです。
なお、もちろんセレストは結晶で使いません。
しかしながら僕は共通キープだけで勝ててるので良いと思ってはいますが、悩みどころです。
これについては僕も意見が欲しいところです。
プレイについてですが、マナリア型は相手のアングレアのスペルによるリーサルを警戒しなくてはならないのでそのスペルをいくつ握っているかと相手のデッキ枚数を考慮しつつ、セレストを当てるタイミングを見計わなくてはいけません。
また、アレイスターによる消滅や回復でプラン崩壊も考えられるのでそこも考慮する必要があります。
この対面ではクリストフで勝つことはあまり望めないので大英霊がいる前提でフィニッシュできる一刀やディザイアが重要になりますので、それを意識しましょう。

マイザー型はアルティメットマジックによるリーサルを警戒しなくてはならないのですがむしろそこにさえ当てれば良いのでセレストのタイミングはどちらかというと見極めやすいです。
とはいえライブラリアウトで勝てる可能性のあるマナリアと違ってセレストを当てても1ターン延命するだけになりやすいので、リーサルを早める動きをしなくてはなりません。
ディザイアを2枚握りアルティメットマジックを受けた次のターンに回復を2回付与したフォロワーを自壊させるなどでリーサルを回避することもできます。
総じて延命した1ターンを有効に活用し勝ちを取るという戦い方が良いでしょう。



ドラゴン
キープ:オミナス
ほとんどは体力バフ型のドラゴンだと思います。
この対面では先攻でもオミナスをキープします。
大型を2体並べられるとオミナス以外では解決することが難しく、縦に強いので不死者も刺さりやすいからです。
順当にプレイしてるだけで勝てますが、ドラークとオラクルドラゴンには気を付けましょう。
ドラークはこちらのフォロワーがほぼ全滅しつつリーダーが5ダメージ受けるので、手札に常に次の展開ができるようにリソース管理をし、オラクルドラゴンが3体展開された時のために序盤に結晶で置く以外オミナスはオラクルまで握り、他のフォロワーの処理はセレスの必殺や再誕、機動二輪車のバフ&突進で処理していきましょう。
突然リーサルを取られるという場面はそこまでないので、ライフとリソースの管理をしっかりしていれば有利な対面です。



ネクロマンサー
キープ:再誕
まず間違いなくミラーだと思いますが、機械ネクロも想定されます。
ラスワネクロが対面だった場合は先にラストワードを10回発動した方が有利になります。
そのためラストワード回数を稼ぐこと、フォロワーの除去、ドロー、と再誕をうまく扱うことが重要になります。
また、ラストワードを持たないフォロワーに軌跡を使われるとラストワード回数を稼がれやすいので、相手のラストワードを持たないフォロワーは基本的に優先して除去し、逆にこちらはできる限りラストワードを持たないフォロワーにも軌跡やディザイアでラストワードを付与していきましょう。
また、ディザイアと一刀によるバーン以外はクリストフで守護を付与した盤面を形成しておけばある程度リーサルは取られにくくなるので、クリストフプランも優先的に目指していくと良いです。

機械ネクロはエンネアによる展開で盤面負けすることに気を付けましょう。
序盤にラストワードでネクロマンスを発動するボーンフリーク等のフォロワーはエンネアが出る前に除去しておかないと、エンネアを出されたターンにそれらに相討ちもしくは自爆特攻やスペル等での自壊をされるとディガーを出されてしまい、盤面でのアドバンテージ差が大きく開いてしまいます。
その上マンマル2号も自身へのダメージカット能力があるのでセレスの必殺以外では1回で除去できない場合が多いので、盤面の主導権を握られやすくなり、そのまま押し切られることになります。
後半は禁絶によるバーンも考えられますので相手にゲームの主導権を握らせないように戦いましょう。



ヴァンパイア
キープ:共通のみ
ほとんどが狂乱型でしょう。自傷やバーンに加えて回復も多いのでお互いのライフの増減が読みづらいです。
そのためまずはコントロールをしていきましょう。
キープはマナカーブを意識しているだけでとりあえずは大丈夫です。
他の対面でならリーダーに攻撃していかないとフィニッシュプランに移れないのである程度削らなければなりませんが、相手は勝手にダメージを受けてくれます。そのためできる限り自分がダメージを受けすぎないことと相手に回復をさせないように動きつつ盤面で負けないようにしましょう。
また、ユリアスの専用スペルはユリアスがいる場合に強化されるので、相手がそのスペルを使いきっていない場合はユリアスを優先的に除去します。
一裂きや人狼等で盤面外から一気に打点を出されることを常に想定してプレイしていればそこまで苦労する相手ではありません。



ビショップ
キープ:再誕
清浄かラーイリスのどちらかといったところでしょうが、守護ビショップも見なくはないですね。
このクラスの対面で最も警戒するべきは消滅です。
有利交換にならなくても良いので、ラストワードを持つフォロワーは可能な限り自壊させましょう。
早い段階で再誕で2ドローできるようになればアドバンテージの差は出づらいですし、ロングゲームになりやすい対面であることからクリストフが特に強いので、まずはクリストフプランに向かいましょう。
回復も多い相手なので攻めを急ぎすぎると相手の思うツボです。
冷静かつ丁寧にプレイしていきましょう。

清浄は正直かなりキツいです。相手が事故を起こしてないと負け対面だと思っても良いくらいです。
ラーゼルガネイアを成立させてしまうとクリストフプランを成立させてからのロングゲームすら許してくれないので、ディザイアを2枚以上握って一気にライフを削り取ることを目指しましょう。

ラーイリスはゴッデスが立つターンの隙が大きいので、そのターンに疾走札を投げれると良いですね。
また、ゴッデスは魂の一刀の的になってくれるので一刀プランも狙いやすいです。
ゴッデスは日本語で女神なので我々の味方もしてくれてる説がありますね。
リーサル補助されちゃってます。
とはいえでかくて無敵なフォロワーですし、出された時点でこちらがラストワード回数をうまく稼げていないととんでもない驚異になるのでラストワード回数を稼ぐことに命をかけます。
でないと女神が暴君になります。
とりあえず消滅を握りつつ守護を出したかっただけなのか、単純に2枚目が手札にあるのかはわからないものの先4にイリスを進化させずに棒立ちさせてくる相手もいますが、この場合は多少無理をしても除去するのが良いでしょう。
主導権を握られさえしなければ勝てる相手なのでリーサルプランを常に考えながら丁寧にプレイしていきましょう。



ネメシス
キープ:再誕
機械ネメシスでも共鳴ネメシスでもキツイ対面です。
他の対面のようにクリストフプランを成立させてもそんなものはマグナゼロにかかれば一瞬にして灰です。骨すら残りません。
機械も消滅が多いのでわりと不利な対面です。
共鳴ネメシスが相手であればマグナゼロが出る7ターン目の返しで勝てるように相手のリーダーのライフを削りつつ素早くラストワード発動10回を目指さなくてはならないです。
そのためにはあまり強く使えずとも再誕や金鉱等の自壊スペルを積極的に活用していく必要があります。
盤面を広げつつディザイアを握りながら攻めていき、マグナゼロでディザイアを付与したフォロワーを破壊させることでカウンター勝ちといったプレイを目指すことになるでしょう。



機械ネメシスが相手の場合は消滅をされる可能性があることもあり、自爆特攻になってでもラストワード持ちフォロワーはできるだけ破壊しておくと良いでしょう。
ベルフォメットが出るまでか、返しのターンに勝つためにラストワード発動10回を早めたりディザイアを2枚以上握る等していきましょう。
リーサルターンは早くないので焦らずプレイすることが大事です。



ここまで長かったですが、一応ほとんどの対面でのプレイやマリガンを解説してきました。
最後に、こちらがラスワネクロを使用する頭からは一旦離れ、逆にこのデッキとの対面時について解説します。
ミラーだけじゃなく共通してですね。
弱点を知りましょう。



まずは消滅ができるクラスなら消滅を当てましょう。
できることならカゲロウやオミナス、セレスト等のアドバンテージが大きく得られるフォロワーに対して当てるとなお良いです。
また、ラストワードを持たないフォロワーがいれば優先的に潰します。
次のターンに軌跡でラストワードを付与する魂胆かもしれませんし、それをされたら回数を稼がれやすくなります。
ディザイアを握られてる場合は最も注意するべきですので、相手が出せる総ダメージをある程度予測してリーサルをケアしましょう。
ラストワードが10回近いなら鎖杖はいつ投げられてもおかしくないですし、墓場が10近い状態もしくは10以上でのインパルスへの警戒も同様です。
クリストフ以外に守護を用意する手段がないので大型の疾走も有効です。
それに加え、ディザイア以外は回復の数値も大きくなくわりと打たれ弱いのでガンガン顔を攻めてプレッシャーを与えていくのも良いでしょう。
ラスワネクロはテンポを崩さないこと、主導権を握られないことが非常に重要なので受けに回るよりも攻めに重点を置くのも対策の1つです。




さて、ここまでデッキの紹介、カードの解説、マリガンやプレイ、対ラスワネクロについて等僕が考え付くもの全てを記しました。
書き忘れてしまってることも多少あるでしょうが、概ね言語化できました。
最初に言った通り自分のための備忘録としての記事のつもりですが、このnoteを読んでくださって参考になるところが少しでもあれば幸いです。
ご意見やご指摘、ご質問があればお気軽にご連絡ください。
ここまで読んでくださりありがとうございました。

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