見出し画像

【FGO】ランスロットとアルビオンの関係について

FGOの第2部6章にて、「妖精騎士ランスロット」が実装されました。
「妖精騎士ランスロット」は「アルビオン」という竜の切り落とした左手が元になっているようです。

そういえば「コードギアス 反逆のルルーシュ」でもスザクの機体として、「ランスロット・アルビオン」がありました。

「ランスロット」と「アルビオン」って、何か関係あるんだっけ???
という疑問があったので、
「妖精騎士ランスロット」は何故「アルビオン」と結びつけられたのか?
「スザクの機体ランスロット」の強化版は何故「アルビオン」と付けられたのか?
ってことを考えようと思います。

「妖精騎士ランスロット」と「アルビオン」

きのこの方針として、ガウェイン・ランスロット・トリスタンの3騎士の名前にあやかった妖精騎士を登場させようという方針があった前提で考えます。
元となる「円卓の騎士ランスロット」の属性を挙げると、「フランス」「最高の騎士」「湖の騎士」「アロンダイト」「戦闘機形態(バサランス)」
この点、妖精騎士ランスロットの真名「メリュジーヌ」も「フランスが原典」「水の精霊」という属性があるため、ランスロットを襲名する妖精としては自然な候補です。

「アルビオン」はロード・エルメロイⅡ世の事件簿でも「霊墓アルビオン」として登場しており、同じイギリスの話で星の内海へ至る入口といった話もされているので、6章に絡める構想は当時からあったんじゃないかと思います。
「アルビオン」の属性は一般的には「ブリテン島の最古の呼称」「白い土地・白亜」「ドーバーの白い崖」の他、「ウェールズの白い竜」があります。
そのため、3騎士の誰かには竜属性を持った妖精を選びたくなります。
「メリュジーヌ」も「竜・蛇」であるため竜属性のアルビオンと関連付けは自然ですし、最高の騎士であるランスロットに型月世界最高クラスの神秘である竜属性を付与するのも納得です。

個人的には以下の点もマッチしていると思います。
・メリュジーヌは「美しい妖精」と言われていますが呪いによって(醜い?)蛇の姿になるということで、醜美が共存しています。これがアルビオンの白いイメージ、妖精騎士ランスロットの泥から美しいものに変化した設定にあう
・妖精騎士ランスロットは高速機動が得意、竜形態がまるで戦闘機ってことで、バサランスとも似ている
・「アルビオン」で検索するとトップにヒットする化粧品メーカー「ALBION」、素肌を重視した高級化粧品志向、妖スロも使ってそう?

ということでざっくりまとめると、「アルビオンの竜」を「最高の騎士」である「円卓の騎士ランスロット」に関連付けたく、条件に合う妖精として「フランス」「湖」「竜」「醜美の共存」属性を持つ「メリュジーヌ」が選ばれたのだと思いました。

「スザクの機体ランスロット」と「アルビオン」

まずルルーシュ世界は円卓用語の嵐ですしブリテン島の呼称の1つであるブリタニアが舞台なので、イギリス系設定を使うことは自然です。

「スザクの機体ランスロット」はフレームカラーが白なので、その強化版として白を意味するアルビオンを選ぶのも自然ですね。
また、「ドーバーの白い崖」が侵略に対する象徴的な防壁と言われていることからも、国を守る最高の機体に命名するに相応しそうです。

所感

伝承的には「ランスロット」と「アルビオン」自体に特に関係はない。
FGO世界とルルーシュ世界、それぞれ別の切り口で「ランスロット」と「アルビオン」を結びつけたのかなと思いました。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?