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【中身はない】幽霊団地事件がモチーフの異次元ホラー【N号棟】

あらすじ
「成れの果て」「街の上で」の萩原みのりが主演を務め、2000年に岐阜県富加町で起きた「幽霊団地事件」の実話をモチーフに描いた都市伝説ホラー。とある地方都市にある、かつて心霊現象で話題となった廃団地。死恐怖症を抱える大学生の史織は、同じ大学に通う啓太や真帆と興味本位でその廃団地を訪れる。

卒業制作のために大学生が幽霊団地を訪れる話。

岐阜の幽霊団地事件とは、富加町のポルターガイストと呼ばれ、岐阜県富加町団地2000年前後にかけて起きた騒動。

24世帯の内15世帯でポルターガイストがあった。

報道や週刊誌で扱われるうちに全国各地から霊能者や降霊術師、あるいは自称する人物がやってきたが詐欺まがいのものもあったという。

2002年に建て付けの問題にされ、なかったことに。

今現在でも団地はあるが、ほとんどの住人が代わっており事情を知る自治会長も没している。

映画では、3人が映画制作のために団地を訪れたはずなのに洗脳されていき3人にとも団地の住人になってしまうというオチである。

正直意味が分からなかった。

考察型体験ホラーとされてるので、考察班が動いた結果、全ては史織の妄想で黒幕は教授でありセラピーだったとか言われてる。

史織が団地から帰ったのちに、大学では抜け殻のようになり母親の生命維持装置を外したのはもう『社交的な娘』を演じる必要がなくなった。ということだ。

要するに、死への恐怖が止まない主人公が教授の勧めでセラピーをして(団地の出来事はそれ)克服した後に自然体として生きていけるようになったことを写す映画だったのかも。

となると幽霊団地事件の話はモチーフに過ぎないことになる。個人的にはこの事件をフィクション入れていいから、ホラー映画にして欲しかった。


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