ゲームファンすら置いてけぼりのアニメ化【ブルーアーカイブ（ブルアカ）】

期待されてただけに、これが出てくるとテンション下がるよな。

あらすじ

数千を超える学校で形成された巨大な学園都市「キヴォトス」。
ここでは銃を手にした生徒たちの諍いが、日常的な風景になっている。
その中で、砂に包まれた「アビドス高等学校」は廃校の危機に瀕していた。
状況を脱すべく奮闘する「対策委員会」の5人の生徒が、「先生」と呼ばれる“大人”と出会い、物語は動き始める。

ブルーアーカイブ コミックアンソロジー VOL.1 (DNAメディアコミックス)

学校を守るために5人の対策委員会が、先生（プレイヤー）とともに戦う話だ。

2022年度の大韓民国ゲーム大賞で、最優秀開発者賞、キャラクター賞、人気賞を受賞した後に日本でもスタートしたのが原作である。

私はゲームも触ってみたのだが、ストーリーやキャラは気になったが肝心なバトルが残念で切ってしまった。

3dのコマンドバトルなら続けていたかもしれない。

アニメが残念だった理由

通しで見てみたが、人気キャラたちが動いていることとopとedの完成度の高さ以外には言うことがなかった。

opとedがやたら線が細かく、美しいのは別制作だからとか。

本編の絵はもっさりしてる。

このアニメは、原作への新規勢を増やすために作られたはずなのに説明不足が甚だしい。

どうして学校に5人しかいないのか？

先生はどこから派遣されたのか？

他の学園都市との関係性は？

そのどれもが説明もなくて、急に現れた敵に対処してる間にアドビスの土地が学園都市のものではないことが判明する。

さらにはホシノが急に退学して、傭兵組織に雇われる代わりに借金が減るなんて話に。

敵対してたはずの他の学園都市と協力して、カイザーコーポレーションを倒してホシノを連れ帰ることでシーズン1は終わった。

ほとんど中身がなくて、眠くなるようなアニメだった。

原作的には、３章辺りから面白くなるらしいがこのアニメでは続きは作られないと思う。

ホシノの過去とか、生徒会長とか、先生が派遣された意味など放置して終わった点には笑ってしまった。

ゲームで追う気にもならないので、少し残念である。

キャラはどの子も魅力的なのに、爆発的な人気を持たない理由はちゃんとあった。

シーズン2から制作がガラッと変わるアニメもたまにあるから、その感じで変更されることを望む。