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絶望の底にいた達也の前にワンパンのハルケン。彼らが抗争に参加した理由とは?【OUT26巻】

20巻辺りで読むのをやめた人が多いことで有名なOUT。ここ数巻がかなり面白いので、一気に買うことを勧める。

25巻では、副総長対決が終わり手打ちになるも王とマルコが三浦を殺してしまう。

三浦の一声で手打ちが成立するが一触即発の空気になる。

達也は総長対決を見守る形になるが、海が乱入してしまう。海は達也に抗争参加の理由を聞く。

仕事場の焼肉屋がガス爆発を起こされて、それが海の指示だと思っていた。どうやら違うようだ。

抗争前に時は戻り、達也は病院帰りにワンパンのハルケンに囲まれる。

ワンパンのハルケンをワンパン

ここからは26巻の話になる。

達也の喧嘩シーンは序盤の抗争以来である。一撃で手下を葬り、ハルケンとのタイマンに。

釘ギプスを盾に向かってくるハルケン。釘を逆に武器に使い、ワンパンで倒す。

そこに副総隊が乱入する。

要は達也が襲われることを予期していたが、部下が鑑別所に戻ることを避けるために見過ごしてしまう。

結局は族の人間であり、達也と距離が生まれてしまうが斬人の幹部しか知らない話をすることで信用を取り戻した。

達也はハルケンたちから情報を引き出すために、資材置き場を訪れる。

海が爆発を知らないことから、良樹が疑わしい。保護司の石戸と繋がっていることも予想される。

良樹が裏切り者で、警察官を目指すために族の情報を流していたなどの展開だろうか。

5代目の時代から情報を流していたなら、全てがつながってくる。

今の時代に半グレではなく、極道を目指す斬人たちのもっともらしい理由が警察たちで語られる。

半グレでは味わえない地位的欲求や、自分の邪魔になる存在を消せる権力が欲しいならヒエラルキーのトップを目指すしかないと。

26巻は過去一で加筆が多い。おそらく氷極会や、力重の話は追加だろう。

彼らはバウンサー側で登場しそうな存在で、関東暴狂連合にしても同時進行で話を進めたいのだろうか。

そして、抗争そのものが極道組織作るための試験のような扱いされていると分かった。

死を厭わないような抗争が続いてるのは、今後この町で生きていけるかどうかがかかってるからだと。

最後に拷問に参加した達也は、大島から情報を得るために仲間の1人をナイフで刺してしまう。

更生を目指していた達也は一線を超えてしまい、抗争でも暴れるのだろうか。

謎は残っているが、総長対決と達也の事件、良樹の裏切りが語られたら終わりも見えてくる。

ここまで来たらゆっくりでもいいから謎は残さずに終わってほしい。

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