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【話題】ニコラスケイジが色んな意味で『粗大ゴミ』を掃除する【ウィリーズワンダーランド】

最新のニコラスケイジが話題だ。もうじきアマプラから消えちゃう。

あらすじ

人里離れた町で車が故障し、立ち往生する男。通りすがりの修理工に車を直してもらった彼は、修理代の代わりにテーマパークの清掃員として一晩働くことになる。そこは、過去の出来事のせいですでに廃墟となっていた。

ニコラス・ケイジが製作・主演を務めた笑えるホラー映画と話題になってる。

テーマパークの生贄として、招かれたニコラスケイジが、、、という話。

ニコラスケイジが一言も喋らずにロボットを拳で粉砕していくだけの映画。普通ならB級で終わりそくなのに、彼の演技のおかげで面白くなった。


オススメポイント1 喋らないニコラスケイジ

今作の彼は何故かしゃべらない。大抵ニコラスケイジは、おしゃべりかハードボイルドっぽくても抜けてるキャラが多いのだが今作はハードルボイルド一筋だ。

制作が彼だから、ああいう役がやりたかったのかな。

車を壊されて、勝手にレッカーされたのに金を要求される。遊園地を掃除しろと言われる。鍵を閉められる。ロボットが襲ってくる。

あらゆる理不尽に対して彼は何も言わず、なぞのエナドリを飲みながらピンボールをする。

あげくには初対面の少女を連れていき、あえて残した人形で復讐まで果たす。

オススメポイント2 何も考えなくていいバカホラー

今作は、地域住民がなるとか遊園地は殺人鬼が作ったとか、彼等が儀式をしたからロボットに魂が映ったみたいな設定はあれどほとんど関係ない。

地域の悪ガキはグロな殺され方をするが、それもバカっぽいホラーで誰でも見ることができる。

ある考察でこれは、フリーホラーゲームの忠実な実写化では?と言われた。

喋らないのは主人公だからで、何故か拳でロボットに勝てるのはそういうキャラだから、時間が経てばエナドリで回復してピンボールでミニゲームをする。

そして時間がきたら用意された場所でロボットと闘う。戦った後を掃除していくのも、言われてみればゲームっぽい。

最後に騙してきた連中をロボットに襲わせて、理由もなく少女を連れて行くのもゲームだ。

たしかにフリーホラーゲームと思えば自然なのに、実写映画になると不自然になる。面白い。僕らはそういうゲームを見てきたはずなのに。

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