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色々と惜しい海外ドラマ『ホイールオブタイムシーズン2』を解説(シーズン3制作中

結構面白いのに誰も語らないドラマ。

シーズン1の振り返り

シーズン1は、『竜王の再来』は誰かだけが主軸で絶対力のことが説明不足だし敵もほとんど登場しなかった。

そのためにいろんな意味で惜しいと言ったのだが、シーズン2は面白かった。しかしシーズン1を観ないと2は絶対に分からないので多くの視聴者は序盤でいなくなった。

シーズン1の最後で、ランドは闇王を倒したかに見えたがあれは闇の配下イシャミールを復活させただけだったことが分かる。

モイレインは簡単に力を失い、ランドは仲間を思い姿を隠す。

シーズン2の大まかな流れ

シーズン2では、おなじみの仲間がバラバラになり各々がやるべきことを見つけていく。

モイレイン
闇の配下の情報を集めながら、ランドを探す。

ランド
姿を隠す。結局はモイレインの故郷に誘き寄せられていた。闇姫とは知らずに歳上の女といちゃつく。

エグウィーン
白い塔で絶対力の修練をする。

ナイニーブ
同じく修練をする。

ペリン
盗まれた角笛を探す一行に加わる。

マット
赤アジャに捕まり牢獄に入れられる。

シーズン2の中心は絶対力とは何か?につきる。ほとんどがナイニーブとエグウィーンの修練の話になる。

ナイニーブはアジャの候補まで行くが、力を恐れてる間に万物源から遠ざかる。エグウィーンは侵略者に捕らえられて道具になりかけるが、飼い主を罠にはめて力を強化する。

マットは角笛が吹けて、英雄の1人として戦えた。

ペリンは狼男であり、角笛を見つけ闇側に対抗する力を得た。

モイレインはランドに解放してもらい、予言通りに竜王の再来を公にする。ランドは仲間の力を借りて、イシャミールに勝利する。

万物源の遮断が腹立つ

シーズン2は、仲間一人一人に分けて描かれるためにシーズン1よりも面白かった。

こいつ何のためにいるんだろうと思うようなメンバーも、2では苦悩して最後の戦いに向けて力をつけていく。

面白くても1が良くないから、せめて1の中盤からこの流れに突入しても良かったと思った。だから少しも話題にならずに終わってしまう。

全部見た人なら共感するとおもうが、『万物源の遮断』が腹たった。

モイレインは力が使えなくなったからの行動が一切読めないから、何をしたいのかさっぱりだった。何かあれば万物源が、万物源かと言い出す。

それもイシャミールがちょっと指を動かしただけのその始末。

遮断ではなく、折り目が結ばれてるだけだったことにも気づかなかったのには笑った。

終盤にはナイニーブも遮断されて、全くの役立たずになってしまう。

エグウィーンが異常に強くなるから、それも関係ないのだが。何かあるたびに万物源の話になるのは少しイライラした。

Amazonオリジナルシリーズではまだマシなドラマだと思う。

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