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期待は失望に変わるから、早い内に『期待されないあなた』になろう。

私は割と催し物を大切にしている。

年末に実家に帰れなかったので、年始から帰っている。

帰ったところで何もないのだが、
『ただいま帰りました。』と挨拶をする。

去年色々とあってから、家族は私に
期待をかけるのを辞めている。

(時々プレッシャーをかけられるが、
結婚だとか孫の顔が見たいなんて重いモノではないからまだいい)

期待は失望に変わる。

のをひしひしと感じている。

誰かの息子はこうしている。
誰かの娘はちゃんとしている。

と言われるが、

『俺とその子には何の関係もない』と
伝えるようにしている。

私と誰かが全く同じ運命に生まれて、
同じことをする宿命にあるにも関わらず、私がそうなれなかったなら仕方がないが。

私には何の宿命もない。


目に見える結果が出るまで家族には何を伝えても、喧嘩になるだけだと開き直っている。

結果が出たとしても『続かない』と言われるのがオチだが。

年々、期待を受けることが減っている。

『何を言っても聞かない息子(孫)』
という認識に変わった。


私の家族は要領が良く、誰からも愛されるような方々である。どうしたら、そんなにちゃんと生きてこられたのだろうか。

この歳で『期待をされない存在』に
なれて良かった。

私ができることは、こういうタイミングに帰って挨拶をする。仏壇に拝む。墓を磨く。『また行ってきます』と言う。

だけである。

写真は実家にあった高価そうな日本酒。みんな酒が飲めないので、1人で飲んでいる。

福田光宏

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