兼平王拳と虎井がぶつかる中で、あの男の正体が、、【バウンサー14巻】
バウンサー14巻を読んだ。
この漫画は一年に1冊出るかどうかで、連載も月刊誌かつ休載が多いので読者が少ない。
どれだけ検索しても、情報が出てこない。
でもヤングチャンピオン好きには刺さり続けている。
一年半ぶりに出た新刊の14巻の話をするが、ネタバレにしかならない。
性質上途中から読んでも仕方ない漫画なので、初見の人は全巻セットをぜひ買って欲しい。
あらすじ
ものすごいところで13巻が終わったので、気になってた。
そもそも兼平王拳が何者かも情報がないし、負傷した虎井さんが勝てるのかも定かではない。
主人公の獅子戸や蜂野は社長を説いただしてるので、気づいてもない。
そんな状況だ。
序盤とラストで大臣たちがBデータの話をしていて、これがもれると国の信用に関わるといった大きな事態になってる。
もうラストが見えてきた。この物語が何を描きたいのか少しずつ見えてきた巻である。
同じヤングチャンピオンのOUTは全く話が進まないので、こっちは反省して余計な話をすっ飛ばしていく。
この巻では大きな戦いが2つあり、
・王拳vs虎井
・ヒョンデ対高島
の戦いが始まって、ちゃんと結末まで描かれる。
高島vsヒョンデ
狙撃ポイントを突き止めてた高島と、スナイパーのヒョンデとの戦い。
スナイパーは場所を突き止められないために、1番難しい場所を選ぶ。そして赤外線センサーを仕込み、爆弾も用意していた。
こういう描写は初めて見た。スナイパーが見つかった場合の対処までしてるのは。
咄嗟に入るシリアでのスナイパーたちの会話。会話の流れから明らかに、ヒョンデの話をしてて高島は負けると思ってた。
まさか高島が伝説のスナイパーなんて思わないじゃん。
この展開上手いけど、高島が今まで地味すぎた。
王拳vs虎井
そして王拳が動き始める。
おそらく軍隊格闘術だが、同時に3人を相手にするなど漫画的な表現だった。
東京フィストのメンバー10人ほどを倒して、交渉に入る。
虎井との戦いはほぼ互角だったが、虎井側の手刀が喉に入りかけたが避けられて目を狙われる。警察が間に入ったことで戦いは終わった。
しかし、虎井はわざと間合いを半歩ずらしていて喉までは届かなかったが首にはあざが。
そして、王拳も本気ではなかったことが分かる。
ラストで解放された獅子戸が、殺し屋2人に襲われるが彼は気づいていて振り返ったところで終わる。
前巻で登場した殺し屋集団も彼らに弾かれて、兼平王拳から兼平一族の秘密がわかっていくことが予想される。
続きは来年だろうから、また妄想するしか読者にできることはない。
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