ハンター

なぜHUNTER×HUNTERは一年間休載しても、ファンが増えるのか?

先月末にHUNTER × HUNTERが連載再開された。

連載期間のほとんどを休載されていることで有名な
漫画です。

どこかのアンケートでは10代はほとんど読んでなくて、
おじさんが売り上げを支えている。

最新刊もこんなに本が変われない時代に、
87万部も売れていた。

 
HUNTER × HUNTERは休載を1年近くはするので、
再開するたびに読者は過去の話を読み直す
ことを余儀なくされる。

ある方は、一巻から読み直してしまい
最新巻にたどり着かない。とも言っていた。

ここからファンを獲得する魅力について考察
しようと思う。

一年間放置されても、ずっと待たれる作品って
そういくつもないのだから。


何かがあるのだろう。


性格が真逆な主人公がどうして惹かれ合うのか


魅力の1つに『2人に性格が真逆な主人公』がいる。

 
ゴンは後先を考えずに目的に突き進みます。

戦いで綺麗な勝利は基本的にはしません。

片腕を飛ばされたり、

リスクを負って強大な力を使う。


なんて勝ち方が多いです。


もう1人の主人公キルアは、打って変わって
殺し屋一族のエリートとして生まれてきました。

彼の戦いは基本的に綺麗に一瞬で終わります。

 
また、殺し屋のためリスクを負うような戦いを
しません。あくまでも戦いではなく仕事ですから。


勝てないと判断したら逃げることも厭わない。


そんな相性が悪そうな2人は、なぜか強烈に
仲良くなります。

 

ゴンはキルアの圧倒的な強さに憧れを持ちます。

また、どんな時でも冷静な態度も
『自分にない一面』であると認めます。

一方、キルアは殺し屋になる運命を受け入れたく
ないため『違う人生の可能性』を求めていました。

家族を裏切ってハンター試験に出向いた結果、
『可能性としてのゴン』と出会いました。

しばらくはゴンを受け入れることができず、
関係を切ってしまいます。

 

しかし、ゴンが家族から切り離してくれて以来
彼を『友達』として扱うようになりました。

 

個人的には、冷徹なキルアがゴンに影響を受けて
人間らしさを取り戻していく話が好きです。

 

魅力1つだけで長くなってしまったので、
メルマガで続きを書きますね。

 

漫画読む習慣のない方に、漫画を手に取る習慣を
与えたい。そんなことも考えてます。 


漫画読みながら、どこまで考えるのかという
視点は汎用性があります。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?