彼女の母親に会わせてもらった。大切なことは『嘘をつかないこと』『そのままの姿で行くこと』『ただ相手を見ること』

久しぶりに書くべきか迷う話。

気分次第では消そうと思う。

先日彼女のお母さんにお会いした。

この年齢で付き合っている人の家族に

会うのは、今ではあまり聞かない話かもしれない。

結果だけ言うと、非常に歓迎されて

『今後は2人でどうするのか？』と

未来の話を夜中までして頂いた。

未来を考えるのが苦手な私は

『分からないが、何も考えていないわけではない』

と伝えてお別れした。

こういう出来事を通じて、大切なことを3つ知ったので

書いてみよう。

一つに『嘘をつかない』ことだ。

私の現状は言ってしまえば『最底辺』に位置する。

何もない。

何もないから、全てを手に入れつつあるだけだ。

と自分では思っているが、他者からはそう見えない。

　

昨日も『福田くんって何やってるの』と久しぶりに

聞かれたが『生きている』としか言えない。

　

分かって欲しいとは思わない。ただ思うように

生きてみるだけの日々である。

当然あらゆる反動はあるが、後悔だけはないように、

ないように生きている。

相手がたのお母さんにも嘘をつかないようにした。

今はこういう状況ですと。

お家から追い出されると思っていたが、優しい

方で話をただ聞いてくれた。

二つに『そのままの姿で行くこと』だ。

嘘をつかないに似ているが、ハリボテの姿を

作らないようにした。

女性を仮初の姿で騙すことはできないらしい。

基本的にすべてバレてしまう。

バレるのだから、そのままで行くのだ。

当然そのままで進むのは怖いが、嘘の姿で

気に入ってもらえてもしょうがない。

最後は『ただ相手を見ること』だ。

相手方をただ見ることを心がけた。

なぜその言葉を私にかけてくださるのか、

なぜそうやって優しくしてもらえたのか、

どういう人を信頼してくれるのか、

をただ知ろうとしてみた。

初対面ですぐに気に入ってもらおうとするほど、

傲慢ではない。当然何度もお会いすることに

なるだろう。

結果的に、本音で夜中までお話をしてくださって

美しい時間を過ごすことができた。

歓迎された結果、今後は二人でどう生きていくのか

を聞かれることが多かった。

私には足りないことばかりで、すぐにどうにかなることは

少ないから、待っていただくしかない。

ちゃんと生きていたら、いいのかとも思ったが、

そうでもないのだろう。

私はよく『ちゃんと生きなさい』と言われるが、

ちゃんと生きずに『こう生きていた』結果、

出会えた人がいるのだ。

と思うようにしている。

ただまっすぐに生きていたらあなたには会えなかったと。

色んな出会いを繰り返してそう思った。

そのままの姿で進む姿が、誰かのためになること

を信じて生きていく。

ああ。怖かった笑。

福田光宏