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「バイオ」が付いた別のゾンビ映画【バイオハザード: ウェルカム・トゥ・ラクーンシティ】

リスペクトがあるのか、ないのか分からない。

あらすじ

アメリカ中西部の街・ラクーンシティにある製薬会社で、何らかの流出事故が発生。これにより、住民に健康被害が出ていた。真相を確かめるべく、5年ぶりにラクーンシティに帰郷した女性は、人肉を求めてさまよう凶暴なゾンビと化した住民たちの姿を目の当たりにする。

ゲームシリーズの1と2をリスペクトして作られた作品。

これまでのバイオハザードは、ミラジョが主演で原作に被る内容ではありながらオリジナルだった。

基本的には特殊工作員のアリスがウイルスに対応して、荒廃した世界で生き延びていく内容。

クリスやクレアは出るが、原作の設定はなくクリスなんかは急に出なくなった。

散々ひどいと言われてたが、今作よりはマシだと今になって評価が上がってる。

バイオを初めて観る人向けの映画

1と2、そしてコードヴェロニカなんかも混ぜた話になってるから無茶な作りになってる。

本来ならレッドフィールド兄弟そしてレオン、ジルあるいはウェスカーが勢揃いなので最高に盛り上がるはずがひどいことになった。

そもそもレッドフィールド兄弟がアンブレラの孤児院にいたという設定は必要だったのか?

たまたま遭遇した一般人やアンブレラの社員が、アンブレラ社に恨みを持っていくから面白いのであって幼少期からアンブレラにズブズブなのは無理があった。

ジルはコレじゃない感があり、ウェスカーはマヌケキャラ(エンドロール後に例のシーンはある)に改変された。

レオンは新人なのに冷静に地獄を生き抜いた警官だから主人公足り得たのに、こちらもヘタレになってる。

原作リスペクトと言いながら、監督の独自解釈した別のゾンビ映画であった。


だから、初めてバイオハザードに触れる人はいいと思う。雰囲気は良かったから。

と、酷い点ばかり書いてきたがゲームをやっていたら分かる小ネタも多い。

スピンオフ作品もプレイした人にしか分からないネタもあるので、そこを期待するのもいい。



ものすごいリブート作だと言われてたので、拍子抜けしてしまったが笑えたので良かった。

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