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『友達がいない大人』が割と深刻な問題な話

どうも、福田です。

相変わらず農作業に勤しんでます。

今回はちょっと前に話題になったニュースの話を。

要約すると、

「会社以外の知り合いが全くいなくて、危機感を覚えているのですが、いい年した独身のおっさんはどうやって友達を作れば良いのでしょうか」

という質問が切実だった。というニュースです。

『おっさん』の部分を『大人』に変えたら他人事ではない人もいるでしょう。

記事内では、

若い世代は別ですが、今の40代以降の人のなかには、女性らしさや男性らしさを押しつけられて育った人も多い。その結果コミュニケーションでも、つい人と競争してしまい、人に議論をふっかけたり、マウントしようとする男性が少なくない印象です。

という結論になり、雑談の回数を増やす努力が必要だとなりました。


昔からこの手の話には、会社と自宅以外の第3の場所を作りなさいとか言われがちです。

そこに目をつけたビジネスはたくさんありましたが、今は状況が違います。

気軽に大勢が集まる場に行けない世界なわけです。

そんな中で、気軽に接することができる『友達』はどうしたらできるか?は切実な問題です。


みなさんは友達いるでしょうか?

僕の場合は、古い付き合いの友達はみんなネット経由で出会った人ですね。

それも初期のFacebook経由がほとんどです。

8〜10年前は今みたいにネットが細分化されておらず、だいたいの人がFacebookか Twitterにいました。

そこで何かしらしていた、あるいは見つけた人とイベントで出会った時に話しかけていたら友達は増えていった時代でした。

今では通用しない手ですね。

昨今は人が集まる場が細分化されすぎて、より分かりにくくなってます。

1コミュニティ内では大流行りしているものであっても、そこに関係ない人にとってはそれが何であるかすら理解ができない。

Vtuberの世界なんかでは、配信のたびに投げ銭が飛び交えっており彼らのグッズは驚くほど売れてたりします。

でも、それは公には話題にもならない。

話題にしたところで理解できないからです。昔からファンビジネスとか言われてましたが、その極地にきましたね。


このようにインターネット上にすら居場所を見つけにくい世界で、友達すらいない大人はどうしたらいいのか?

これはやはり、友達を欲してる側が発信するしかないと思います。

欲しい友達のカテゴリーを決めて、発信するしかないかなと。


例えばあなたがバイクに興味あって、バイクについて語る友達が欲しいなと思ったとする。それなら、詳しくなくても今の状態で発信するしかないのだと思います。


コミュニティとは、発信を始めたリーダーに従って人が集まります。

あんまり詳しくないなら、教えてくれる人や同じくらいの興味度の人が自然と集まってきます。

仮にあなたが、偉そうに教えてくる人は集まって欲しくないと思うならそういう雰囲気を見せていけば集まらない。

ニーズに合わせて動いていくと、必ず求めてない人が集まってくるので自分が欲しい仲間像を常に見せていく必要はあります。


今は無気力で何にも興味ないなら、その状態を発するしかない。多分同じ状況の人は多いから。

そこから、『何にだったら興味を持てるかな』と思考を巡らしていくコミュニティは大切だと思います。

知り合いに、このご時世で心がまいってしまった結果『海が見えるところに住みたい』と考えた人がいました。

その人は縁もゆかりもないけど、江ノ島の近くに移住して海のある生活を手に入れた。


その思考の変遷に興味ない人もいると思います。彼は都心に住んでたので。そっちの方がいいじゃんと。

でも、海が見える生活っていいよねって思う人がいればそこから友達は生まれます。

そして、そういうふうにあなたが思ってたことは発してみないと分かりません。昔の友達ですら。


さらに言えば文章とは、自分の頭にあることを書き出すのではない。書いてる中で自分も思ってもないことが引き出してこれるのが、文章化です。

自分の潜在意識にはあったことを、表に出していく作業になります。

そういった意味からも、自分がリーダーとなって発することは重要だと分かります。


大人になってからの友達がいないってのは、実は切実でそこがあれば全て解決するような破壊力のある話です。

ぜひ他人事とは思わずに、発することを忘れずに。

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