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sora tob sakana    last oneman live untie

解散の発表から約3ヶ月。もうこの日がやって来た。この日が来ない方がいい、ずっと時よ進まんでくれと思いつつも、いつも最高を見せてくれる彼女達がどんなライブを観せてくれるのか、そんな期待も抱きつつ当日を迎えた。
日本青年館に着くと入場待ちの列が出来ていて、雰囲気はいつもの感じ。特に悲壮感はなく、粛々と体温チェックや消毒、自分でもぎるなどして入場。私の席は2階の上手。

以下、思いつくまま。つらつらと

暗転して「whole song」太鼓の音が響き鯨登場、LIVEスタート。「ribbon」ステージと客席の間にある薄い幕にカラーのシルエットが浮かび上がって、まるで絵本の挿し絵のよう。「夜空を全部」 紗幕が落ち、一面の星空と草原がVJとして現れ、「夜空を全部」のポスターを思い出させる。「鋭角な日常」とうとう生火花が実現。メンバーと共にVJの焔も火花と共演。この日は特効がここぞという時に使われていて。記憶に残る演出だ。「魔法の言葉」いつもとイントロが異なりその部分のダンスが良かった。「アルファルド」TONTONさん、今日は趣向を変えて木のシルエットや地中海的な模様をVJで出しており、これまた美しかった。「嘘つき達に暇はない」では、てるりんがコーラス参加。声の出せない観客の代わりになって歌ってくれたように感じました。
前半はただただ楽しく。「乱反射の季節」からはVJに加えてメンバーの映像も出て、表情も見れるようになり2階にいた身としてはありがたかった。
後半がスタート「Summer Plan」のピコピコした音が楽しかった。予告通り、ここまでもいろんな曲でアレンジがされていて。「新しい朝」VJに出てきたモーゼのようなおじさんの絵とぐるぐるまわる魚が好き。
BYOGが始まった辺りから、だんだんと心が寂しくなってきて。でも、MCになると引き戻される。てるりんのコメントをバッサリときっちゃう通常運転のなっちゃん。アコースティックについてのMCで、なっちゃんに『もっと話したい事があるならどうぞ』とふられたまなちゃん。顔をしかめての困り顔。可愛かったですな。「暇」ふぅちゃんのしゃべり『思いま~す』 がDJ風になっちゃってて。こんな、いつもながらのゆるさにホッとしてました。

「lighthouse」VJでは『虹の海』が出てきて見とれました。ずっと『虹の海』のイメージが定まらないでいたので、1つ答えをもらいました。「WALK」各曲の歴代VJがアルバム写真のように出てきて、歌詞との合わせ技でもうダメでした。でもこの曲でもメンバーは明るいんだよなぁ。

「WALK」終わりの拍手は長かった。終わりたくなくて。もう「聞いてはならない最後の曲」しか残ってなくて。「untie」TONTONさんはずるい。オサカナのマークが「untie」のマークに変わって。そして歌声と共にそのマークが風化するように崩れていって。こんなのみせられたらたまらん。大粒の涙がとめどなく流れました。曲が終わりスモークがはれるとステージには誰もいなくて。曲終わりの無音部分に浸るように、しばらく拍手は起きず。それから、大きな拍手が。(2階なので見えなかったのですが、アーカイブで3人が笑顔だったのを見て、オサカナらしいなと)

入場と逆順の退場だったので、2階にいた私は余韻に浸る間がなく会場を後にして千駄ヶ谷駅へ。そこからはあっという間に家に到着。


あれから1週間、ところどころ、時々寂寥感におそわれます。対処法は色々です。そっと寝ちゃったり、逆にライブ映像見ちゃったり(涙しますが)。あぁ昨日はカラオケに行きました。ボロボロでしたね。まぁ、まだまだ心は落ち着きません。でもそれでいいのかなと。

リモート講義を受けてたり、美味しいものを食べてたり、Wi-fiの電波が悪かったりみんなそれぞれ。

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