ビジネスモデル

経営者とは

経営者とはどういう人なのか?起業して、経営者になりたい人の目的は基本的にお金が欲しいからがほとんどな気がする。でも世の中で成功している経営者を見ると以下の定義・原則に当てはまっている。

経営者の三大原則とは
・社会の役に立つことを約束すること
・企業理念と事業が結びついてること
・収益を上げ、税金を納めること

ただ初めて起業するときに、この原則に沿って始める人はそこまでいないだろう。

僕自身も最初は社会に役に立とうなどとは考えてもいなかった。考え始めたのが本当にここ最近で、今会社は3期目を迎え、新規事業を考え始めている。その中で、色々新規事業の新しい情報を集めていた時に、知り合いからY Combinatorというシリコンバレーにあるスクールのことを耳にした。そこはDropBoxやAirbnbなど様々なユニコーン企業を出している一流のビジネススクールである。なぜ成功しているスタートアップが多くいるのか、調べた結果、彼らは社会に役に立つ商品・サービスを提供していることが分かった。

新規事業を始めるときは、解決策から作るのではなく、顧客の持っている重要な”問題”から作ること。社長の仕事は、コードを書くことと顧客と話すことなど、今までに誰も教えてくれなかったことを色々学ぶことができました。

この話は長く話せるので、続きはまた別の機会に。

ビジネスモデルの検証

いまちょうど考えている新規事業で、まだ完璧にまとまってはいないが、以下を考えています。

・サービス概要
インテリアと親和性のあるガジェットを世界中から取り寄せ販売するサイト。その顧客が理想にするモダンで、おしゃれな暮らしの世界観を提供しているライフスタイル事業。
・Problem
世の中に同じような商品があふれているので、どれがいいか迷ってしまう。
自分の生活・ライフスタイルに合っている商品なのか購入するときに不安になる。
飽きてしまうか心配。
・Solve
商品ではなく、暮らしを提案することで、自分の生活に合った商品を見つけることができる。
デザインに特化したガジェットを提供することで、インテリアとしても機能を発揮し、長く愛用してもらえる。
・Why now?
今の世の中には便利な商品があふれている。何か課題を感じる人がいれば、それを解決する商品を出せる企業は多くいるし、すぐに他の企業が真似をしていく。そんな中で、今重要なのが、役に立つ商品よりも、顧客にとって意味のある商品やサービスである。安くて便利よりも、自分のライフスタイルやステータスに合ったものを今後は打ち出していかないと、中国企業に日本は負けてしまうし、顧客にとってもなかなか意義ある商品・サービスを提供できない。
・Why you?
シリコンバレーでも経営者の優位性を持っている企業は意外とほとんどない。
なぜこれを僕がやるとしたら、これまで輸入販売の経験があるし、クラウドファンディングで成功し、世の中のトレンドも注目している。その中で、世界中の商品を探し、輸入することはたやすいことである。
それと今回新規事業を進める中で、チーム構成が強い。
・ネイティブ英語と海外営業の経験がある人
・優秀なエンジニア
・世界観のある雑誌の編集長
などがすでにそろっている。

自分より頭のいい人を周りにつけて、チームを構成するのが今回初めてで、このチームなら行けると自信を持って言える。

・Strategy
すでに始めているが、うちの事業に共感してくれる顧客を探し、インタビューし、協力者になってもらう。
世界中のおしゃれなガジェットを輸入。
コンテンツに重視し、世界観は売っている戦略。
あとは顧客と一緒にサイトやコンテンツを作り上げて、改善・修正をしていく。

シリコンバレーでもそうだが、一番怖いのは経営者の思い込みである。いまは自分に、顧客の問題、事実に基づいてサービスを構築することを心掛けている。戦略もあるが、顧客が望むものを作ろうとすること途中途中で色々な変更があるだろう。だからそこは柔軟に対応して、顧客にとって意味あるものを作っていきたい。

これが成功したら、このノウハウを他の企業に提供したい。
素晴らしい商品だけど、売る力がない人たち。僕たちが集客にすごく困った経験から、世界観を作り上げることによって、継続的にファンが増える仕組みを作ることができれば、きっと商品も売れるだろう。

商品を売るとどうしても、他の商品と比較され、価格競争などになる。

安いからこっちを買うなど、そんな悲しい世界ではなく、そのブランドが提供する世界をもっと打ち出すことで、価格競争がなくなり、顧客はその商品のその先の、理想の世界を買うようになる。

こうなれば、売り手も買い手も意味ある商品や買い物ができるようになると信じたい。

以上


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