求人広告を出して1ヶ月、応募状況と誰を採用したかについて
連休を挟んで約1ヶ月、今日までで50人以上の応募があり、これは私が勤務する職場規模では異例のこととなった。
状況は前述〜求人への応募状況がいつもと違うことについて〜のとおり。
社会状況、生活の変化でより安定した仕事への転職を、できる限りフルタイムでと考えている方からの応募が日々届き続けている。
先週2名の採用が決まり、求人は今週末で終了する。
結果、誰をどういう理由で採用したか。
家庭の事情はそれぞれ、働き方もフルタイム、扶養内で、とそれぞれだが、そこはかなり柔軟に対応できる職場なのでそれほど採否に影響しない。業界未経験、初心者でもまったくハンディなし。学歴不問。
重視しているのは2つ。
・今までどんな風に働いてきたか。職業ではなく、仕事に対する姿勢。学んできたか。
・なぜ辞めて、今回どういう理由でうちに応募してきたか。うちで働きたいと思った理由。
ここは、仕事に対する興味や学びたいという姿勢も大事だけど、例えば、出産や育児、ハードワークからのリセットなど、自分のライフステージや将来のビジョンが描けているかどうか。
それがしっかり伝わった人が採用となりました。
採用になった人は、おそらく、仕事探しを始めてからほんの短期間で難なく採用に至っている。生活が困窮していることもない。
明日の生活がかかっている、条件的にここしか働ける場所がない、この機会を逃したらこの仕事への転職はますます難しい、といった人に対して、企業の採用担当の視点でいうと、そういった事情はまったく選考の優遇条件にはならないのが現実で。
採用担当としては、淡々と業務をこなしながら、個人的には日々考える時間が多くなっていった1ヶ月となった。
子どもたちが社会に出るまでに、将来へのビジョンが描ける人になっていてほしい。そういう教育を受けてほしい。改めて、そう思います。
以下、考えてるだけで終わってしまわないように記して残しておきます。
やっぱりいつも結局フローレンスに行き着いてしまうので、今年もわずかな寄付ができるように、自分の仕事を頑張ります。
今回の採用に関わって、D×Pへの寄付も決めました。
親と子、子どもから大人への繋ぎ目である高校生世代、途切れることなく、支援の手が届きますように。
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