[実話4／4]ナンパ師が被害届を出されてから地獄の360日～検察官からの重圧→まさかの判決

＜背景など＞
本格的にナンパを初めて十数年経ちますが、本件まではこれと言って大きなトラブルは無く、路上で警察に注意されたことも１度もありませんでした。
私が活動するエリアはそれほど都会でもないのと、社畜の為そんなに無理できないのでトラブルになるほど深入りできない状況でもありました。
SNSとかでナンパ師のトラブルを多少なりとも目にしていましたし、元々非モテ出なので女子に対して慎重に接する方なのもトラブルになり難い理由です。
しかし、どんなに慎重に活動したとしても、100％トラブルに巻き込まれない保証というのもありません。
車の運転も、どんなに慎重に運転したとしても追突された ということもあるかと思います。

今回ももちろん慎重に活動していましたが、結果として被害届を出されてしまいました。思い返すと多少なりとも前兆はありましたし、鋭いベテランナンパ師から見たら余裕で避けられたトラブルかと思います。逆に言うと努力を怠ったことで結果が出ず焦りからその「前兆」を見てみぬフリをして、起こるべくして起こったのかもしれません。

今回の件で、ある意味１度人生終わりましたが、逆にほとんどの人が一生することのない経験ができました。
※経験しないに越したことはありませんが！
ネットや本で調べた法律などの情報だけでは絶対に知ることのなかった話を
弁護士の方、警官の方、刑事さん、検察の方から聞くことができました。
どこまでがセーフでどこからがアウトなのか？
取り調べではやはり怒鳴られるのか？
調査から判決までどのくらい月日を要するのか？
家族や会社には通達されるのか？
被害者と和解することは可能なのか？
どのくらいのお金を請求されるのか？
などなど、長期間、心身を削る想いで体験した内容の為、少しだけ有料にさせてくださいませ。

事実を詳細にお伝えしたい為、４回くらいに分けて発信します。

【概要】
前々々回記事
[1／4]ナンパ師が被害届を出されてから地獄の360日～声掛け→ラブホ→警察へ連行
・どこでどうやって声をかけたのか？
・女子の反応はどうだったか？
・女子に対してどんな行動を取ったのか？
・どのようにしてラブホに誘ったのか？
・ラブホ内で何が行われたのか？
・どうやって警察に通報されたのか？
・街のどこで連行されたのか？
・手錠はかけられたのか？
などなど

前々回記事
[2／4]ナンパ師が被害届を出されてから地獄の360日～取り調べ(1回目)→仮釈放
・取り調べ室ってどんなところ？
・刑事さんってやっぱ怖い？
・カツ丼とか出てくるの？
・何時間 拘束されるの？その日に帰れる？
・家族、勤務先にバレる？
・スマホ中にエロ画像入ってたら注意される？罪になる？
・引き取り人は家族じゃなきゃダメ？
などなど

前回記事
[3／4]ナンパ師が被害届を出されてから地獄の360日～取り調べ(2回目)実況見分 前半
・取り調べ１回目と何が違うの？
・やっぱ指紋は取られるの？
・街中で写真撮られたりするの？
・警察官は何人同行？
・警察官にはナンパできる？
・雨天決行？
・実況見分中はピリピリ？緩い雰囲気？
・類似事件ではどんな罪になった？調査結果
・無料弁護士相談に行った結果
などなど

☆本記事
[4／4]ナンパ師が被害届を出されてから地獄の360日～検察官からの重圧→まさかの判決
・実況見分から判決までの期間は？
・判決は電話？直接聞かされる？
・罪名は？
・検察庁は警察署とどう違うの？
・受付は厳戒態勢？
・検察官はどんな雰囲気の人？
・検察官からどんな質問されるの？
・こちらからの質問には答えてくれるの？
などを予定しております。

【本文（ここから本記事）】
大雨の中、刑事さん２人と実況見分が進められていく。
刑事さんは若手でおそらく自分より年下。
距離的には数キロの道を車で移動。
ポイントポイントで降りては撮影、降りては撮影なので、刑事さんと会話する余裕はあまりなかった。
基本的には自分からよく話かけるほうだが、車中では逆に女性刑事さんから話かけられる方が多かった。
被害者から直接話を聞いているからなのかもしれない。

最初の取り調べで、被害者側がどんな証言していたのか概ね把握していたが、刑事さんから直接聞き、改めてショックを受けた。
👩刑事さん「女の子ね、ホテル入口で『腕引っ張られた』って言ってたよ？」
取り調べでは「部屋の入口」で「腕引っ張った」って言ってた気がするが！？
まさかの「ホテル入口」でも腕引っ張った発言していたのか、、
👨「え、ホントにそんなこと言ってたんですか！？」
と言い返すと刑事さんは黙ってスルーしてしまった。証言内容はあまり喋らないほうがよかったのかな？

この時点ではまだ調査段階で、取り調べ内容も全部は把握されてないようだったので、
女性刑事さんからしたら自分はただの「乱暴者」で、当然疑いは払拭されていない。
男性刑事さんは比較的 穏やかな表情をしていたが、自分がどんなに和ませようとしても
女性刑事さんの目は全く笑っていなかった。（そりゃそうだよね！）
まぁ日頃扱っているであろう事件を考えると「男は敵」となっても仕方あるまい。

男性刑事さんは雰囲気も緩かったが、考え方もなかなか緩かった。
👨刑事さん「にしても30分もよく歩くよねぇ。しかも平日昼間にナンパかぁ。お酒無しで声かけとかできるって凄いよね～」
この発言にはちょっと驚いたが、世間一般のイメージってこんなもんなんだろう。
「酒飲んだ酔っぱらったオッサンが夜道でナンパする」
確かにこんな輩はたくさんいるが、逆に考えると、「酔った状態ならナンパできる」となり
この男性刑事さんは「女心が全く分かっていない」なと思った。
酒臭い男が夜道でナンパなんてしたら女子はどう思うだろうか？その辺の想像力も無しに刑事やってるんだろうか？
酔っぱらったオッサンに声かけられて
👩「わ～楽しそう♪付いていこう♪」
とはならない。
何て自分が言っても何の説得力もないので、下手な反論はやめておいた。

一通り実況見分が終わった。
繁華街だった為、撮影中に路駐する場所探しが結構大変そうだった。普段取り締まってる側なので結構気を使っていた感じがした。
短いドライブだったが、ナンパに関して少し意見が聞けた。
刑事さん「声かける事自体は違法ではないけどね」
今回これを直接聞けたのは、分かってはいたが自分の中では結構大きかった。
（地域によっては厳しいところもあるらしい）
要は「行き過ぎた迷惑とならないように」すれば全く問題はない。

まだ調査段階だったが、自分の証言や態度を見て、刑事さん２人の中でも
「（今回は女子の戯言だったか、、）」
といったような空気が漂っていたように感じた。
👩刑事さん「一歩間違ったらね、一発でニュースに名前出ちゃうからね？」
はい、おっしゃる通りです。これはナンパに限らず ですね。
仕事中もそうだし、通勤中・車の運転中もそう。

車中で今後の流れを教えていただいた。
👩刑事さん「この後、調査内容を検察庁に送ります。半年くらいしたら検察庁から電話があると思うから
　　　　　　言われた通りに対応してね。市外局番３桁***から電話きたら検察庁だと思って」

え、、半年もかかるの！！

👩刑事さん「この辺だけでも事件けっこうあるからね～重大事件ほど優先されて、この程度だと後回しにされるから」
あ、「この程度」って言った！(笑)　既に大したことない扱いされてる感あり。

とは言え、有罪かどうか分からない状態で半年悶々と過ごすのかぁしんどい。
この「半年」ってのも、もちろん定かではない。
ある日突然 検察庁から電話かかってくるのかと思うと、、。

＜検察庁　～判決～＞
思い切ったナンパ活動もできず、刑事さんが言っていた半年が経った。
半年ぴったりではなかったが、７か月後くらいの仕事中にその市外局番***からTELが入った。