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ポジティブな組織になるチャットコミュニケーション術

背景

コロナを機に、

  • オンラインでの仕事の仕方が選択肢として一般的になりました。

  • チャットを利用したコミュニケーションの比重が増えました。

チャットでのコミュニケーションの特徴・課題を知らないまま利用する人口が増えたことで、そこに社会的な課題がありそうとだ感じました。


課題

文字のコミュニケーションには感情が無い

どういうことか

『ありがとうございます。』

チャットコミュニケーションにおいて伝わる情報は文字列のみ。
→冷たい感じのコミュニケーションになりがち。


対面では、

『ありがとうございます😊』
『ありがとうございます⤴︎』

言葉以外に、感情、笑顔、抑揚といった生き物が持つ付加情報も伝わるので、そこでカバーできていたところがあった。


つまり、

いつもニコニコしている人も、声が良い感じ人も、チャットコミュニケーションにおいて伝わる情報は「ありがとうございます。」の文字列のみ


まとめ

  • 文字のコミュニケーションだと、冷たくなりがち、生き物が持つ付加情報が無い。

  • 今まで対面が基本だった人たちもチャットコミュニケーションを使うようになっただろうが、このような特性を知らないで使っていると、冷たさやそっけなさを感じていそう。

  • それによって、普通の会話が怒られているように感じてしまったり、冷たい感じであしらわれていると感じてしまったり、そういう小さなストレスが、チャットコミュニケーションの社会的な課題になっていそう


自分自身、スカイプを仕事で使っていた時代からチャットのコミュニケーションをしていたので、経験上、チャットでのコミュニケーションの課題や特徴を感じるシーンがしばしばありました。

コロナを機に、チャット人口が増え、そういった特徴・課題によって、新規参入層を中心に、何かしらの社会的な課題が生まれていそうかと思っていました。


解決法

  • 『文字のコミュニケーションには感情が無い』ことを知る。

  • 生き物が持つ付加情報をチャットコミュニケーションでも付与する。

知識を得ることと、課題を解決するよう工夫することが解決への糸口かと思います。


文字に感情を付与する検証

感嘆符を付ける

『ありがとうございます!』

基本。


絵文字をつける

「ありがとうございます😊」
「ありがとうございます🙇」

色もついて華やかになる。


カタカナを使ってみる

「ありがとうございマス」
「ヨロシクお願いします」

ロボットっぽいけど、なんか感情を感じる不思議な感じがしました🤖


カジュアルにしてみる

「サンキュー」「サンキュ〜」

感嘆符無くてもちょっと柔らかい気もする。
ハイフンを波にすると、起伏ができて抑揚を感じる。...気もする。
目上の人には🙅


漢字を使ってみる

「夜露死苦」

…強そう。


英語を使ってみる

筆記体・セリフ体にすると、生物的な付加情報が含まれそう。


日本語は、ひらがな、カタカナ、漢字、と種類が豊富なので工夫の余地がかなりあります。英語も含めるとさらに可能性が広がります。


感情の付与は半自動化できる

「あり→ありがとうございます!」
「あり→ありがとうございます😊」
「しょう→承知しました!」

みたいな感じで辞書登録しちゃうことで、ポジティブな雰囲気は半自動的に維持できます。

  • 気が乗らない時など、文字入力に感情を込めるのは負担がある時もある。

  • 文字入力の手間も回避で時間短縮、場の感情はいつでもポジティブに。

そのほか、スタンプとかを使うのも効果的。


最後に

「文字に感情を付与することが解決の糸口」と前述しましたが、感情を付与することで、ふざけているのか・遊んでいるのか、と思ってしまう層・シーンもあるかと思います。

ですので、空気を読み、節度を守って使っていく工夫も必要です。

オンラインでも、対面に負けないポジティブ組織を作っていきましょう👊


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