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1/26〜2/1 日記

1/26(木)

1/27(金)
お湯が止まったんだよね、というと、お湯にたぶらかされてるね、っていわれた。たぶらかされてるのかと思うと、途端に憎めなくなってなんだか水道管の凍結すら愛おしく感じるが、それにしても寒い。

1/28(土)
定食屋で小鉢のありがたみを嚙み締める。耳はどうしてふたつなのかとか、口はお腹にもあったほうが便利じゃないかとか、人体の仕組みを知らないとんちんかんな会話を繰り広げる。古本屋に行ったら、あまりにも深すぎる本を入手してしまう。そんな豊かな日。

1/29(日)
目の前にあったものが忽然と姿かたちを変える。その瞬間、立っていたはずの足場が崩れ落ちる気がして、立っていられなくなる。知るのは怖い。これ以上もう何も知りたくない。それでも知らなければよかったなんて、そんなこと、いいたくはないのだ。

1/30(月)
意地の悪いことをした。でも感じの悪いことをされた。子どもみたいだ。

1/31(火)

2/1(水)
明日になれ、早く明日になれ。帰り道を急ぐ。この熱が冷めないうちに。

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